真っ白でモフモフとした体に、つぶらな瞳。雪の上をトコトコと歩くその姿から「雪の妖精」とも称される国の特別天然記念物・ライチョウ。
いま、富山市観光協会が投稿したライチョウの動画が「癒やされる」と話題を呼んでいます。
冬羽のライチョウさん。
真っ白、もふもふ、よちよち。
今日も尊い。 pic.twitter.com/0BXUGVyhDQ— 富山市観光協会 (@toyamacitykanko) February 23, 2026
しかし、そのかわいさの裏側には、彼らの未来を真剣に守ろうとする、全国のファンからの熱い想いがありました。
目標を大きく上回る2,577万円!保全への熱い支持
絶滅の危機に瀕しているライチョウを守るため、富山市ではこの冬、飼育・繁殖施設などの環境整備を目的としたクラウドファンディング(CF)を実施しました。
2月13日に終了したこのプロジェクト。当初の目標額は2,000万円でしたが、蓋を開けてみれば、目標を大きく上回る2,577万8千円もの支援が集まったのです。
【#クラウドファンディング 挑戦中】残そう!#ライチョウ 動物園の次なる挑戦
最新情報を更新しました。『2月13日23時をもちまして、無事に終了いたしました!』https://t.co/0wwddugoEB pic.twitter.com/T691NDqAJP
— 富山市ファミリーパーク【公式】 (@toyamafamipa) February 13, 2026
「このかわいい姿を絶やしたくない」「いつか会いに行きたい」。そんな一人ひとりの純粋な願いが、数字となって表れました。
「今は会えない」からこそ、静かに見守る大切な時間
そんなライチョウたちに会うことができる「富山ファミリーパーク」ですが、実は本日から約3週間、休園期間に入ります。
「動画を見て会いに行きたくなったのに残念……」という人もいるかもしれません。しかし、この休園期間は、園内の整備や動物の管理環境を整える大切な時間。ライチョウたちにとっても、春の繁殖期に向けて心穏やかに過ごす貴重な時間になるかもしれません。
今は直接会うことはできませんが、集まった支援金が活かされ、ライチョウたちがより良い環境で過ごせるようになるのを静かに待つのも、ファンとしての新しい「応援」の形かもしれませんね。
ライターコメント
2,500万円を超える支援が集まったというニュースは、日本中がこの小さな命を大切に思っている証かもしれません。 休園中の3週間は、この動画を繰り返し見て「エア・バードウォッチング」を楽しみたいと思います。再開した際、さらに元気な姿を見せてくれるのが今から待ち遠しいです。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












