1996年発売の『ポケットモンスター 赤・緑』から30周年を迎えるポケモン。その節目の年に、スペインのラグジュアリーポーセリン(磁器)ブランド「LLADRÓ(リヤドロ)」の日本法人が26日、ポケモンとのコラボ作品を発表しました。

発表したのは、ポケモン30周年を記念したポーセリン作品「ピカチュウ」と「ピカチュウ & イーブイ」。いずれも、世界中で愛されてきたポケモンを、リヤドロならではの精緻な手仕事で立体化した特別な作品です。
なお、この2作品は、26日に行われたポケモン30周年キックオフ発表会の会場にも展示されており、ひときわ強い存在感を放っていました。
ピカチュウ

サイズ:H25 × W23 × D14cm
価格:13万円(税別)
小さな花を手にしたピカチュウをモチーフにした本作は、丸みを帯びたシルエットによって、黒い耳の先端、赤い頬、そして鮮やかな黄色といった特徴が際立つデザインとなっています。稲妻型の尻尾は、ピカチュウの象徴である電気の力を端的に表現しています。
光沢のあるエナメルで仕上げられた黄色は、非常にクリーンで鮮やか。目には軽いニスが施され、奥行きと生命感を感じさせる仕上がりです。
ポーセリンでありながら、キャラクターとしてのピカチュウのアイデンティティが損なわれていない点は、さすがと感じさせます。
ピカチュウ & イーブイ

サイズ:H37 × W48 × D34cm
価格:100万円(税別)
世界限定制作数:288体
ピカチュウとイーブイという、ポケモンを代表する2匹を同時に表現した大型作品。葉や花に囲まれた縁に腰掛ける姿は、冒険の途中でひと休みしているかのような、穏やかな時間を切り取った一瞬を感じさせます。
制作にあたっては、比率や仕草、ボリュームに至るまで徹底的に研究され、彫刻・技術開発・装飾などを含め、1000時間以上の工程を経て完成。ピカチュウは14パーツ、イーブイは11パーツで構成され、細部まで妥協のない造形が施されています。
周囲を彩る花や葉もすべて手作業で制作され、柔らかなピンクや黄色、白、緑の色調が、背景の釉薬と美しく調和。ピカチュウの鮮やかな黄色と赤、イーブイのクリーム色と茶色、それぞれの個性が丁寧に表現されています。
正直なところ、価格を聞いて「ですよね」と声が出ましたし、SNS上でも「ほしいけど手がでない」「100万は夢のまた夢だけど、いつか手に入れられる日来るって信じて頑張る」などの声が寄せられていました。
それでも、実物を前にすると、その値段感すら作品の〝重み〟として納得してしまう説得力がある作品でした。
販売情報
本作品は、リヤドロ銀座サテライトブティック、全国百貨店内のリヤドロショップ、およびリヤドロ公式オンラインショップにて予約販売が開始されています。
ライターコメント
ポケモン30周年キックオフ発表会の会場で展示されていた、LLADRÓ(リヤドロ)による「ピカチュウ」と「ピカチュウ & イーブイ」には、思わず足を止めて見入ってしまう存在感がありました。ポーセリンならではの質感や丁寧に作り込まれたディテールから、作品に込められた時間と手間が自然と伝わってきます。
価格帯だけを見ると気軽に購入できるものではありませんが、実物を前にすると、その背景にある職人の技や物語に静かな説得力を感じました。30周年という節目にふさわしく、ポケモンの世界観を少し大人の距離感で楽しませてくれるコラボレーションだと思います。












