市川市動植物園=(撮影・産経新聞)

5,600人が見守った「パンチくんの週末」 入場規制・偽アカ騒動・診察報告など

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

千葉県市川市動植物園は、嵐のような週末を終え、きょう3月9日は休園日を迎えました。 8日の日曜の入園者数は園の公式Xによると約5,600人。先週の日曜同様、15時30分には入場規制がかかる事態になりましたが、大きな混乱なく月曜日を迎えました。

「池ポチャ」事件の真相は…?

実は今週土曜日、公式Xでパンチくんが「エサやり前に池に落ちてしまった」という投稿があったのですが、SNSなどでは「ほかの個体に突き落とされたのでは?」という声が出ていました。これに対し、園側は迅速に調査を実施。

その後、公式Xにて、「落としたと思われる個体を特定し、必要な措置をとった」と発表しました。これだけファンが増えてしまったパンチくん。園としても対応に細心の注意を払っていることが伝わってきました。

市川市動植物園=(撮影・産経新聞)

左腕の診察結果と「偽アカウント」への注意喚起

もう一つ、ファンが心配していたのがパンチくんの「左腕」の状態です。 こちらについても公式Xでは、獣医による診察が行われたことを投稿。「腫れや熱感はなし」との診断が下されたようです。今後も経過観察は続きますが、本人はごはんをモリモリ食べ、元気いっぱいに過ごしているとのこと。

また、注目度の高まりに便乗した「偽アカウント」による署名や寄付集めの発生も報告されています。市川市動植物園は、「飼育員が個人で寄付を集めることは絶対にない」とはっきり否定。応援したいという善意が、悪意ある第三者に利用されないよう、注意を呼びかけています。

5,600人の熱気を支えた「安堵と感謝」

連日の入場規制、膨大に届くメールや電話…。現場の負荷は想像を絶するものがありますが、日曜の夜、公式Xからは温かな言葉が投稿されました。

公式X:「動物も人間も無事故で混乱が無かったことの安堵と、応援してくださる皆様への感謝です」

飼育員やスタッフのみなさんにとっては、〝いつも通りの週末〟が何よりも大切なのだそう。引き続き大きな混乱なく動物たちが安心して暮らせるよう、マナーを守ってパンチくんに会いに行きたいものです。

■市川市動植物園 公式Xアカウント
市川市動植物園(公式)(@ichikawa_zoo

ライターコメント

注目が集まる場所には、心ない偽アカウントや過剰な心配からくる憶測もつきまといます。そんな状況下で、これだけまめに、そして何ひとつ包み隠さず「いま」を配信し続ける市川市動植物園の対応は本当に素晴らしいと思います。「池ポチャ」の真相も、左腕の小さな体調の変化も、すべて伝えてくれるからこそ、私たちは安心してパンチくんを見守ることができるのだと思います。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

ゆんちの「パンチくん」最新記事

【パンチくんギャラリーvol.3】離れたくない…!?パンチくんが「育ての親」の飼育員さんに甘える瞬間

Related Article