「ピクサーの世界展」体験レポート
世界7カ国9都市を巡回し、累計350万人以上を動員してきた体験型展覧会「ピクサーの世界展」が、日本に初上陸しました。会場となるCREVIA BASE Tokyo (豊洲)では、ピクサー・アニメーション・スタジオ監修のもと、映画の名シーンを実物大のスケールで再現した〝お部屋〟が展開されています。来場者は作品ごとに異なる空間を巡りながら、物語の世界に入り込む没入体験を楽しむことができます。ここでは、各お部屋の見どころを作品ごとに紹介します。
『カールじいさんの空飛ぶ家』
色とりどりの風船とともに広がる冒険の入口
カールじいさんの家を再現したフォトスポットでは、空へと飛び立つ印象的なシーンを間近で体感できます。ダグやラッセルと一緒に記念撮影ができるほか、作中に登場する「わたしの冒険ブック」にも注目が集まります。映画の世界観を象徴する温かみのある空間が広がります。




『モンスターズ・インク』
モンスターの世界で〝怖がらせ〟体験
サリーとマイクが活躍する世界が再現され、来場者はモンスターの一員になったかのような体験ができます。ブーの部屋へとつながる扉のシステムを間近で見ることができるユニークな仕掛けも用意されています。映画の印象的なシーンをリアルに感じられる空間です。



『トイ・ストーリー』
アンディの部屋でおもちゃ目線の世界へ
アンディの部屋を再現したお部屋では、ウッディやバズと一緒に遊んでいるかのような体験が広がります。特に、通常の約8倍のサイズで再現されたベッドは圧巻で、おもちゃの視点をリアルに感じられる工夫が施されています。細部までこだわり抜かれたスケール感が魅力です。



『マイ・エレメント』
元素の世界に隠された遊び心
火・水・土・風のエレメントが暮らす「エレメント・シティ」を再現した空間では、ウェイドとエンバーが来場者を迎えます。地下鉄の時刻表には周期表をモチーフにした隠し要素があり、探す楽しみも用意されています。作品のユニークな世界観を体感できる仕掛けが随所に散りばめられています。



『インサイド・ヘッド』
感情たちと出会う心の中の世界
ライリーの頭の中にある司令部を再現した空間では、ヨロコビやカナシミといった感情たちの世界を体験できます。お部屋内には398個の思い出ボールが配置されており、視覚的にも印象的な空間が広がります。感情の動きをテーマにした作品の魅力を、立体的に感じられる演出です。



『レミーのおいしいレストラン』
五感で味わうキッチンの世界
レミーのキッチンに入り込むような体験ができるこのエリアでは、料理の香りまで再現されています。セット制作には約4,500枚の写真資料が使用されており、パリのレストラン文化が細部まで表現されています。まるで自分がシェフになったかのような感覚を楽しめます。


『リメンバー・ミー』
幻想的な死者の国を歩く
色鮮やかな死者の国を再現した空間には、500点以上のメキシコの伝統アイテムが使用されています。マリーゴールドの香りが漂う中、ミゲルやダンテとともに幻想的な世界を巡る体験が楽しめます。作品の持つ温かなテーマが空間全体に表現されています。




『あの夏のルカ』
イタリアの港町で過ごすひととき
ポルトロッソの風景を再現したこのお部屋では、ルカやアルベルトとともに夏の冒険を体感できます。実際にベスパに乗って写真撮影ができる点も魅力のひとつです。爽やかな海の香りに包まれながら、作品の世界観に浸ることができます。



『カーズ』
ラジエーター・スプリングスの街並みを体感
フローのV8カフェがある街並みが再現され、ライトニング・マックィーンと出会えるエリアです。新しいタイヤの香りが漂う演出により、臨場感あふれる空間が広がります。ゼッケン番号「95」に込められた意味にも触れながら、作品の世界に没入できます。



『ファインディング・ニモ』
海の中へと広がる冒険の世界
深海の世界を再現した空間では、ニモとドリーの物語を体感できます。ダイバーのマスクの近くに隠されたヒントを探す仕掛けもあり、探索する楽しさが加わります。海の香りとともに、臨場感あふれる海中体験が広がります。



まとめ
ピクサー作品の魅力を体験として味わう展示
本展は、ピクサー作品の世界を単に見るだけでなく、体験することに重点を置いた構成となっています。各お部屋には視覚だけでなく、香りやスケールといった要素も取り入れられており、没入感の高い空間が広がります。子どもから大人まで幅広い世代が楽しめる内容となっており、作品の魅力を新たな形で再発見できると思います。個人的には『リメンバー・ミー』のお部屋がオススメです。
開催概要
- 展覧会名
ピクサーの世界展「あなたが夢見た物語の世界へ」 - 開催期間
2026年3月20日(金・祝)~10月12日(月・祝) - 開館時間
10時~20時50分(最終入場19時)
※一部日程は22時50分まで延長(最終入場21時) - 休館日
各チケットサイトのカレンダーに準じます - 会場
CREVIA BASE Tokyo(豊洲)






