女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第24話が30日放送され、「シマケン」こと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)が久々に劇中に登場。りんと会話を交わし、彼女への恋心のようなものをにおわせたことに視聴者が敏感に反応し、Xではこの日「シマケン」というワードがトレンド1位となりました。
「observe」の解釈を巡り意見が対立
梅岡女学校付属看護婦養成所に入学したりんと直美の寮生活がスタートしました。
看護を担当するスコットランド人教師の来日が遅延するなか、英語の本「NOTES ON NURSING」を渡され、「私が到着するまでに、最後の章の意味を理解するまで、読みなさい。それが私の最初の授業です」という課題を出されました。
英語が得意な直美と玉田多江(生田絵梨花さん)を中心に2班で翻訳に取り組んでいますが、頻出する「observe」という単語の解釈を巡り意見が対立。りんは全員で協力して作業にあたろうと提案しますが、直美と多江は拒否し、険悪なまま、最初の日曜を迎えました。
捨松を訪ねる直美
そんな中、直美は大山捨松(多部未華子さん)を訪ね、「observe」の訳について尋ねました。捨松は「確かに目を付けるというか、じっとよく見るという意味なのだけど」と答え、「見る」と訳される「see」「watch」と比較しながら「observeは包み込みように見続ける?」と述べました。
そして看護婦の「看」という字について「手と目を使って、看る」と教え、「ナースは医者ではないから、治療はしない。病ではなく、人を看る、ということかと。日本語は奥深い。(看護婦は)人間を好きでないとできない仕事かもしれないわね」と続けました。
「もうとっくにお互いobserveしてますね」
それに対して直美は、自分は人間があまり好きではなく、悪口も噓も言って優しくなく、周りを傷つけるばかりで看護婦に向いていない、りんのような人が向いていると語りました。
すると捨松は笑いながら「あなたたちふたりとも、もうとっくにお互いobserveしてますね」と言いました。少し前にりんが来て同じ質問をし、直美を傷つけてしまったと肩を落としながら、そんな自分は看護婦になれるのかと悩んでいたといいます。捨松はナイチンゲールの言葉を引用しながら、悩める人こそ看護婦に向いていると思うなどと述べました。
瑞穂屋にはシマケンの姿
その頃、りんは瑞穂屋に行き、シマケンを見つけて「observe」について意見を求めました。外国語に詳しいシマケンは、哲学者の西周(にし・あまね)があてた訳「観察する」をりんに教えました。
りんは「患者を観察しない看護婦は…と訳せばいいのか。うんよさそう。それで意味が通る」と納得。感謝しながら、外出できるのは日曜のみ、門限は午後7時だと言って急いで帰っていった。シマケンは「日曜だけ、か…。それは残念…」とつぶやいて、ボサボサ頭を掻きむしりました。
門限に間に合わなかったリンと直美
一方、直美は、再び占い師の真風(研ナオコさん)に話しかけられていました。真風は、近いうちに「天の使いのような人」が現れるとし、「天女の吹かせる風に、吹き飛ばされないよう、みんなで力を合わせて頑張るんだよ」と伝え、そのまま消えました。
結局、りんと直美は夜7時の門限に間に合いませんでした。敷地内に何とか潜り込んで裏側の垣根の隙間から入ろうとしますが、そこを舎監の松井エイ(玄理さん)に見つかってしまい…という展開で、この日の放送は終了しました。
SNSの反応まとめ(コメント分析)
『風、薫る』第24話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から120件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
SNS上の反応
- 好意的・期待 (65%)
- 興味・関心 (25%)
- 批判的・疑問 (10%)
【分析データ】
調査対象: X上の『風、薫る』第24話に関連するコメント
分析期間: 4月30日8時15分~9時30分
サンプル数: 120件
分析手法: テキストマイニング
【分析結果】
好意的・期待(65%)
興味・関心(25%)
批判的・疑問(10%)
「今日の風薫る勉強になった」
SNS上のコメントを見ると、佐野晶哉さん演じるシマケンの再登場に対する反応が多く、「今日のシマケンもすごく素敵だった!今日も1日頑張ろう〜」「シマケンがトレンド1位ー!」と歓喜の声が殺到しました。また、多部未華子さん演じる捨松に対しても「大山捨松が出てくる度、着ているお洋服素敵だなぁとなってる。キャストが多部未華子なのも良い!」とファッションや配役を称えるコメントが目立ちます。
「observe」の訳語を「観察」に導く過程にも注目が集まり、「『観察』!仏教の言葉なんだね。今日の風薫る勉強になった」「欧米の看護の医学書の翻訳から、日本の看護にローカライズしていく展開センスある!」など、言葉の歴史やニュアンスを深く掘り下げる脚本が高く評価されています。
一方で、批判的・疑問の声も引き続き見られ、「看護以前に英語教育を受けてない人間にいきなり洋書の専門書渡すなよ」「遅刻しそうなのになんであんなに悠長にしゃべりながらゆっくり歩いてるんだろ」といった、設定の不自然さや演出へのツッコミも寄せられました。
一部に厳しい意見があるものの、言葉の奥深さを学ぶ面白さと、登場人物たちの恋の予感が交差する展開に、多くの視聴者が惹きつけられている様子がうかがえます。
ライターコメント
互いに素直になれないりんと直美に対し、捨松が放った「もうとっくにお互いobserveしてますね」というセリフは本当に粋でしたね。そして何と言っても、久々に登場したシマケンの「日曜だけ、か…」という気持ちの吐露。トレンド1位になるのも納得ですね。門限破りで見つかってしまった2人が明日どうなるのか。展開にハラハラしつつも、恋の予感にも胸が高鳴りますね。






