女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(20)が大家直美という2人のヒロインを演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第25話が1日放送され、りんと直美の距離が一気に縮まる展開に多くの視聴者が感動を覚えました。
「observe」の解釈を見出すりんたち
梅岡女学校付属看護婦養成所に入学したりんや直美ら第1期生7人が、看護担当教師のバーンズ(エマ・ハワードさん)から英語で書かれた専門書の翻訳を命じられ、頻出する単語「observe」の解釈を巡って対立していました。
りんと直美は大山捨松(多部未華子さん)らに助言を求めながら、この仕事について「看護婦にとって最も基本となるのは、病人がいちいち言葉にせずとも、その顔つきやちょっとした態度の変化から、気分や体調を察する力を持つことです」という結論に至りました。
門限破りにより掃除を命じられるりんと直美
寮の生活は厳しく、外出できるのは日曜のみで門限は夜7時。しかしりんと直美は門限に間に合わず、舎監の松井エイ(玄理さん)に見つかってしまい、寮内すべての掃除を命じられました。
同期たちが寝静まった頃、りんは直美が首から下げているお守りについて尋ねました。りんは、彼女のお守りがずっと気になっていました。
「母はどうも女郎らしくて…」
直美は、自分は教会で育ったが、神様を心から信じていないと告白。理由は、親、家族、お金、学校、仕事、米国、結婚など、神様に祈ったが欲しいものは何も手に入らなかったからだと打ち明けました。
孤児で教会の前に捨てられていたという直美は、このお守りは、唯一親からもらったものと説明。そして「母はどうも女郎らしくて…」と切り出し、「あなたの言う通り、髪と一緒に自分のこといろいろ断ち切って、みなしごだって最初から打ち明けて、ここで上手くやっていくつもりだったけど、女郎の娘だとは言えなかった…。不細工だね」と自虐しました。
「言わなくていいです。言いたくないことは」
りんは涙を拭きながら、「言わなくていいです。言いたくないことは。全部正直に言うことが正しいとは思いません」。直美は涙を堪えながら「だから、何も大して信じちゃいません」と強がりました。りんは肩をくっつけて直美の横に座り、そっと降り続ける雪を眺めました。
SNSの反応まとめ(コメント分析)
『風、薫る』第25話の放送に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から200件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
SNS上の反応
- 肯定的・感動 (50%)
- 好意的・応援 (25%)
- 感想 (15%)
- 批判的・否定的 (10%)
【分析データ】
調査対象: X上の『風、薫る』第25話に関連するコメント
分析期間: 5月1日8時15分~10時30分
サンプル数: 200件
分析手法: テキストマイニング
【分析結果】
肯定的・感動(50%)
好意的・応援(25%)
感想(15%)
批判的・否定的(10%)
「今日の風、薫るはとっても良かったです」
SNS上のコメントを見ると、「風薫る やっと面白くなってきた」と物語の展開を評価する声や「看護を生業とする端くれとして今日の風、薫るはとっても良かったです」と、看護の本質に触れた重要なシーンに深く感動・共感する声が目立ちました。
また、登場人物たちの成長や関係性の変化に注目する視聴者も多く、「直美ちゃんもツンケンがちょっとやんわりになって可愛くなってきた」「りんと直美の関係も少しだけ接近」と喜ぶ声や、「リンゴを通じて仲間たちの絆も深まった凄くホッコリする回だった〜!」と、温かいドラマの空気に癒されるという感想が多数寄せられています。
一方で、厳しい意見も一部に見受けられます。「『風、薫る』離脱しそう…。つまらないんだけど」といったストーリーへの不満や、「地方出身者の描かれ方がステレオタイプだ」という批判、「もう反省会タグ出来てるのね」とSNS上の賛否両論な空気を指摘する声もありました。
このほか、「青森のリンゴが箱入りで東京に届くのは…船便で届いたのかな?」と時代考証に鋭くツッコミを入れる声もあり、多様な視点で作品が楽しまれている様子がうかがえます。
ライターコメント
直美の強がりの裏にあった「神様を信じられない」ほどの過酷な過去。そして、女郎の娘であるという重い告白を「言わなくていいです」と遮り、ただ隣に座るりんの優しさに、思わず目頭が熱くなりました。言葉にせずとも相手の心を察する「observe(観察する)」という看護の基本が、そのまま2人の関係性の変化に繋がっていく見事な脚本でしたね!少しずつ距離を縮めていく第1期生たちの今後の成長が、ますます楽しみになってきました。






