年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(75)
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
晴海通りを数寄屋橋から三越の方へ歩いて、和光の手前の路地を左へ。階段を上がった2階にあるのが、1947年(昭和22年)創業の老舗「銀座スイス」です。カツカレー発祥の店として有名ですが、今回はあえて、洋食の王道を詰め込んだセットを楽しんできました。
扉を開ければ、そこは「あの頃の銀座」
店内に入った瞬間、空気がふっと変わるのがわかります。まさに「the・昔ながらの洋食屋さん」という雰囲気。レトロな内装が、なんだかホッとするんですよね。長年積み重ねてきたお店だけが持つ、唯一無二のオーラ。昭和の銀座にタイムスリップしたような空間は、狙って作れるものではありません。

インパクト大のスープと、硬派なカニクリームコロッケ
まず運ばれてきた「ベーコンとアサリのスープ」が、驚くほど美味しいんです。見た目はサラッとしていますが、ひと口飲むとアサリの旨みとベーコンの香りがガツンと鼻に抜けていきます。

そして、選べる一品でチョイスした「カニクリームコロッケ」。運ばれてきた瞬間、その美しい揚げ色に目を奪われます。

ナイフを入れると衣がサクッと音を立て、内側からは濃厚なベシャメルソースがゆっくりととろけ出していきます。千切りキャベツと一緒にいただく、これぞ正統派の贅沢です。

これぞ正解。薄焼き卵に包まれた「理想のオムライス」
いよいよメインの「オムライス」の登場です。薄焼き卵でピシッと、隙なく包み込まれた姿は、まさに理想のビジュアル。

スプーンを入れると、中のチキンライスは優しい酸味があり、卵の旨みと合わさって幸せに溶け合います。職人の丁寧な手仕事が伝わってくる、確かな美味しさです。

なぜ、銀座スイスは愛され続けるのか?
銀座という変化の激しい街で長く愛され続ける理由。それはやっぱり、「期待を裏切らないスタンダード」がここにあるから。創業当時からの「洋食の型」を大切に守り続けていることが、私たちに信頼感を与えてくれます。
「ちょっと背伸びして、でもリラックスして美味しいものを食べたい」そんな日の銀座ランチに、この懐かしくも特別なひとときは、最高のスパイスになりますよ。

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