年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(76)
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
上野駅広小路口から歩いて5分ほど。賑やかな駅前の喧騒を抜けた先に、日本酒好きにとってたまらない一軒があるんです。その名は「日本酒バルかぐら 上野店」。

上野といえば老舗の居酒屋や立ち飲みがひしめき合う激戦区ですが、ここには他とは一線を画す「日本酒への圧倒的な没入感」があります。
胃を整えるところから始まる、日本酒ラバーのためのコース
今回は、お店の魅力を余すことなく堪能できる「名物刺身3種升盛りかぐらコース」をいただきました。まず驚かされたのは、最初の一杯がアルコールではなく、温かい「しじみのスープ」であること。

「これからたくさん日本酒を楽しんでくださいね」というお店からのメッセージ。この優しさが、その後に続く100種類のラインナップへの期待を確信に変えてくれます。
酒好きにはたまらない「日本酒好きのポテサラ」は、ポテトサラダの上に惜しげもなくイカの塩辛をトッピング。じゃがいもの甘みと塩辛の発酵の旨みが重なり、ついついお酒が止まらなくなります。

五感を刺激するパフォーマンスと酒泥棒な逸品たち
コースの料理は、主役級のメニューが次々と登場します。
「豪快炙り〆さば」は、スタッフの方が目の前でバーナーを使い、豪快に炙り上げてくれるライブ感がたまりません。炙ることで鯖の脂が活性化し、口に運べばとろけるような質感と凝縮された旨みが広がります。

「鶏天 八丁味噌かけ」は、サクッと軽い衣の中に閉じ込められたジューシーな肉汁に、甘辛い八丁味噌が絡み、重層的な味わいを生んでいます。

そしてフィナーレを飾る「蕎麦」は、瑞々しく喉越しの良い一品。これまでの濃厚な料理の数々を優しくリセットしてくれます。

100種類の銘柄が物語る、日本酒への敬意と自由な楽しみ方
このお店の最大のアイデンティティは、常時100種類を揃える日本酒のラインナップ。有名な銘柄から、地方の隠れた名酒、さらには隠し酒まで。これらが最大7時間の「時間無制限飲み放題」で楽しめるというから驚きです。

グラスは90mlから提供されており、少しずつ色々な種類を飲み比べできるのが嬉しいポイントです。
酒飲みの心を掴んで離さない、名酒場
上野「日本酒バルかぐら」が愛される理由。それは単に「安くてたくさん飲める」からではなく、「日本酒を一番美味しく飲むための環境」が整えられているからです。

ここは、ただの居酒屋ではなく、日本酒という文化に触れ、再発見するためのアミューズメントパークのような場所でした。日本酒を愛する友人との語らいに、あるいは自分へのご褒美に、ぜひ訪れてみてください!

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