食通で知られるお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さん(52)が1月25日、食べ歩きの模様を紹介する公式ブログで動画を更新しました。

今回、渡部さんが紹介したのは神奈川県小田原市にある鰻屋「友栄」です。
冒頭、「僕が年間で一番数多く行く鰻屋さんといえばここ。ここは関東を代表する鰻屋さん。かなり知名度も高いです」と名店ぶりを強調した上で、同店のポイントとして「席の予約はできないんですけど、鰻と肝の取り置きができる」ことを挙げた渡部さん。最大の特徴は「門外不出のタレ」といい、「支店とかのれん分け姉妹店は一切ないですね。ここでしか食べられない、他店舗を絶対構えないというのがポリシー」と、唯一無二の店であることを強調しました。
友栄で使う鰻は「青鰻」。「井戸を100メートルぐらい掘って取る地下水でとにかく鰻の臭みをどんどん取る。本当に扱う水がいかに鰻は大事かっていうのを分からせてくれます」と、仕込みの丁寧さを称賛しました。
渡部さんはまず「前菜、おつまみ盛り、八寸みたいものを食べた」といいます。小田原の有名かまぼこ店「鈴廣」の「かまぼこがあったり、後は唐墨、あん肝、自然薯、モロコ揚げで日本酒をきゅっきゅっやって、頼んでおいた肝を塩、タレ、両方で楽しむ」といいます。ちなみに「塩はワサビで肝の味を楽しんで、タレの方は卵黄にべっとりつけて食べる。これですね」と食べ方の流儀まで解説しました。
その後がいよいよ「うな重」です。「タレを4度づけして焼いているんですけど、全然しつこくないという特徴があって。鰻自体の脂がすごく強いのでそれに対するアプローチだと思うんですけど本当に関東焼きの究極というか、本当にふわとろのトロットロの鰻に、青鰻の特徴でもある皮にちょっと粘りがあるので、非常に白飯に合うということでございますね」と丼も絶賛しました。
最後に「ぜひね、友栄行くときにはまず鰻と肝の取り置きをしていく」と、訪問前にやっておくべきポイントを繰り返し強調し動画を締めくくっていました。
【友栄】神奈川県小田原市風祭122