空前のベビーラッシュに沸く、市川市動植物園(千葉県)のパンチくんがいるサル山。今年の春からこれまでに9頭の赤ちゃんが誕生し、そのうち8頭がすくすくと成長していました。そんな中、この週末にはサル山でさらに新たな命の動きがあったことが、6月7日、市川市動植物園の公式Xで報告されました。
週末に4頭が出産。懸命なケアと見守る日々
公式Xでは、〝中の人〟こと安永崇課長が、数日間にわたるサル山の様子と飼育員たちの対応について投稿していました。
公式Xより:「昨日より出産が相次いだため、飼育員も各個体の状況を慎重に確認しながら必要なケアをしています。皆様にはご心配をおかけいたしますが、当園のニホンザルたちと飼育員の頑張りを静かにお見守りいただけると幸いです」
市川市動植物園のサル山では今年、9頭の子ザルが誕生(1頭死亡)していましたが、新たに4頭の出産があったということです。しかし1頭は流産、1頭は出産後亡くなり、現在は合計10頭の子ザルが育っているということです。またこの週末に出産した母ザル4頭は、いずれも命に別条はないとのことでした。
虹の橋を渡った命へ。SNSに溢れる優しさ
新たに2頭の元気な赤ちゃんが仲間入りした一方で、残念ながら2頭の小さな命が亡くなるという悲しいお別れもありました。
喜びと悲しみが同時に訪れたこの報告に対し、SNS上では、赤ちゃんたちへの思いや、我が子を亡くした母ザルへの気遣い、そして心身ともに疲労されているであろう飼育員への感謝のコメントが寄せられました。
「残念ながら虹の橋を渡ったベビーちゃん、またママのとこにいつかは戻っておいで」
「お母さん達が深い悲しみから何とか立ち直ってもらえますように」
「無事に産まれて生き延びるのは当たり前では無い事をあらためて実感しました」
「悲しみの中、丁寧なご報告ありがとうございます」
「飼育員さんたちも体調を崩さぬように日々を乗り越えてください」
今回の出来事は、命と向き合う動物園という場所の厳しさを私たちに改めて教えてくれました。市川市動植物園のサル山を訪れる際も、引き続き静かに、温かな気持ちで見守りたいですね。
ライターコメント
かわいいニホンザルの赤ちゃんたちを見ているとつい忘れてしいますが、無事に生まれて元気に育つということは、決して当たり前のことではないのですよね。悲しみの中にいるお母さんザルたちが少しでも早く心身ともに回復し、穏やかな日々を取り戻せるよう、エールを送り続けたいと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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