年間600軒飲み歩くハツ「一度は訪れたい名店」(92)
こんにちは、年間600軒のレストランや酒場を食べ飲み歩き、グルメ情報を発信しているグルメハンターのハツです。
JR大森駅から歩くこと数分。賑やかなメイン通りから少し外れた何気ない通路を進むと、そこにひょこっと、こぢんまりとした佇まいのお店が現れます。バーのような落ち着いた大人の空気感がありながら、実は深夜3時まで本格的なカジュアルフレンチが楽しめるという、知る人ぞ知る名店「レフレール」です。

バーとレストランが溶け合う、心地よい大人の空間
店内に入ると、まず目を惹くのがその絶妙な空気感です。カウンターを中心とした造りはスタイリッシュなバーのようですが、漂ってくる香ばしいソースやバターの香りは、完全に実力派レストランのそれ。まさに「バーとレストランの間」をいく隠れ家です。店内では地元の常連さんがワインを片手に思い思いの時間を過ごしています。高級感がありながらも決して敷居が高すぎず、程よいカジュアルさで包み込んでくれます。

幸福感に包まれる、ボリューム満点の絶品メニューたち
バーのような雰囲気でありながら、出てくる料理はどれも一切の妥協がない本格派です。

まず運ばれてきた「ポテトサラダ」は、嬉しい意味で期待を裏切るボリューム満点の一皿。じゃがいものゴロゴロとした食感を絶妙に残しつつ、全体がクリーミーにまとめられています。

続いて登場した「コーンポタージュ」は、コーンの濃厚な甘みと旨味が引き立ち、その上にはサクサクとした自家製のクルトンが浮かびます。

運ばれてきた瞬間に歓声が上がりそうなのが「厚切りカナディアンベーコンステーキ」。お皿を覆うような分厚いベーコンは、ナイフを入れると肉汁がじゅわっと溢れ出します。

その上に乗った目玉焼きの黄身を崩し、とろりと絡めていただけば、スモーキーな香りと濃厚なコクが口いっぱいに広がります。シンプルだからこそ、素材の質の高さと焼きの技術が光る一品です。

誰もが虜になるボリュームの鬼、至高のハンバーググラタン
そして、この店を訪れたなら絶対に外せないシグネチャーメニューが「ハンバーググラタン」です(写真はハーフサイズ)。

グラタン皿の中でグツグツと音を立てるホワイトソースは、なめらかでコク深く、どこかホッとする味わい。メインのハンバーグはお肉の旨味がぎゅっと閉じ込められていて、とってもジューシーです。そこにたっぷりのとろけるチーズとホワイトソースが絡み合います。洋食の定番であるハンバーグとグラタンを、ビストロの技術で見事な一皿に昇華させています。
白からオレンジまで揃うワイン
美味しい料理に寄り添うワインのラインナップも秀逸です。白、赤といった定番はもちろん、今注目のオレンジワインやロゼまでしっかりと網羅されています。すっきりとした白でポテトサラダを迎え、力強い赤でハンバーググラタンを受け止めるなど、料理に合わせたペアリングを見つける楽しさもあります。
遅い時間になればなるほど、本当に美味しいものを食べられる場所は限られてしまうので、絶品ビストロ料理と豊富なワインを落ち着いた空間で楽しめるお店があるのはありがたいですね。大森の隠れ家で、ぜひ記憶に残る美味しい夜を過ごしてみてください。







