7月21日深夜放送の『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜深夜1時)にて、パーソナリティーを務める山口一郎さん(45)が、ミュージシャンとイベンターのリアルな契約関係について言及。音楽フェスの出演アーティストを巡る〝業界の裏側〟を明かしました。
なぜあのフェスに出ないのか?
番組内では、7月18・19日の2日間、北海道岩見沢市で開催された「JOIN ALIVE」の2日目に出演した話題を展開。同フェスが15周年を迎えたことに触れると、そこからフェスの出演者にまつわるトークへと発展させました。
山口さんは、北海道の『RISING SUN ROCK FESTIVAL』や『JOIN ALIVE』さらには、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』といった国内の大型フェスを例に挙げ、「全国各地でフェスってあるじゃない。北海道で有名なフェスといえばライジングサンとジョインアライブ…よく、サマーソニック出たらフジロック出ないとか、フジロック出たら逆にサマーソニック出ないとか〝このフェス出たらこのフェス出ない〟みたいなのがあるじゃない」と、フェスごとの出演者の偏りについて触れました。
出演者を左右する「エリアごとのイベンター契約」
続けて、「あれの裏のからくりを言うと、実は僕らミュージシャンって全国各地でツアーをやるときに、各エリアごとにイベンターと契約してるんですよ。北海道には『ウエス(WESS)』っていうイベンターと、僕らが契約する『マウントアライブ(Mount Alive)』っていうイベンターがあって…そのイベンターが主催してるフェスがあるわけよ」と業界の構造を解説。
さらに、サカナクション自身のケースを挙げ、「僕らはマウントアライブと契約してるから、マウントアライブが主催してるジョインアライブには出るけど、ライジングサンには出ないっていう構図なわけよ」と明かしました。
「このフェスに出るなら結構です」〝バチバチ〟な過去も
一方で、イベンター間の関係性についても言及。「ただ単に、いがみ合ってるみたいなのも昔あったの。今はどうかわかんないよ。昔は『あのフェスに出るんだったらうちは出なくていいですよ』とか『このフェスに出るなら結構です』みたいな、そういう〝バチバチ〟ないい時代があったわけよ。なんかロックっぽいじゃん。今はコロナ以降、結構フラットになってきてるけど」と、フェス文化の変遷を振り返りました。
自身と別イベンターとの関係については、「僕らも別にライジングサンに出られないわけじゃなくて、出てもいいし出られるけど、優先するのは自分が契約してるイベンターのイベントですよっていう。俺は北海道のウエスっていうところで10年以上アルバイトしてたから、ライジングサンのステージ設営もしてたんですよ。だから、今ウエスで働いてる方たちの中にも友達いっぱいいるし、一緒に仕事してきた人たちがいるから、別にその関係は悪くないんだけど、そういうことがあるよっていう」と、現場を知る人物ならではの秘話を明かしました。
最後は「自分の推しのミュージシャンがどのイベンターと契約してるかで、『このフェス出そう』とか『これには出ないな』とかっていう風に、エリアごとに予想すると面白かったりするよね」と語り、音楽フェスの新たな楽しみ方を提示していました。
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