栃木県那須町にある「那須どうぶつ王国」は、広大な敷地でのびのびと暮らす珍しい動物たちに出会えることで人気の動物園です。同園の「保全の森」で展示され、その愛らしい姿で絶大な人気を誇っているのが「スナネコ」です。このたび、同園の公式Xで公開されたスナネコの写真が、多くの人の心を癒やしています。
担当者のお手製 愛情たっぷりのハンモック

公式Xの投稿には、「担当者お手製のハンモック!!今では大好きな場所で、毎日ハンモックで寝ています」というコメントとともに、小さなハンモックからちょこんと顔をのぞかせるスナネコの写真が添えられていました。すっかりお気に入りの場所になったようです。
写真に写っている人間が座る椅子くらいのサイズのハンモックをよく見てみると、どうやら動物園でおなじみの「消防ホース」を使って作られているようです。
手作りとのことですが、ホースがとても複雑に、そして頑丈に編み上げられており、担当者のスナネコに対する並々ならぬ愛情と熱意がたっぷりと詰まっていることが伝わってきます。
可愛さの奥に隠された、過酷な砂漠を生き抜く生態
ハンモックで気持ちよさそうにくつろぐ姿はまるでぬいぐるみのようですが、スナネコは本来、非常に過酷な環境で生き抜く野生動物です。

那須どうぶつ王国の解説によると、「岩砂漠や砂漠に生息し、金色の体毛は周囲の環境に溶け込む保護色となっています。高温になる砂から足裏を守るため、肉球は長い毛で覆われています」とのこと。
さらに、「極度に乾燥した環境で生きるため、狩りで得た獲物から効率よく水分を摂取できるよう適応しています」と、そのかわいらしい見た目からは想像もつかないほど、厳しい自然に特化した体のつくりをしています。

お家にお迎えしたくなるほどのかわいさだけど…
あまりのかわいさに「家庭でお迎えしたい」と考える人もいるかもしれませんが、同園の解説によると「スナネコは砂漠という過酷な環境で生きる野生動物です。家庭で飼育できる動物ではありません」とのこと。
かわいらしい姿の奥にたくましいハンターとしての一面も持っているため、おうちで一緒に暮らすのは難しいようです。
もしこの愛らしい姿に会いたくなったら、ぜひ那須どうぶつ王国に足を運んで、特製ハンモックでくつろぐ様子をじっと観察してみましょう。

■那須どうぶつ王国公式サイト:動物紹介「スナネコ」
ライターコメント
あんなに綺麗に編み上げてハンモックを作ってしまうなんて、飼育員さんの器用さと深い愛情を感じました。居心地の良さそうなベッドを作ってもらえたら、スナネコも毎日お昼寝したくなってしまいますよね。ぬいぐるみのような顔をしていますが、実は過酷な砂漠を生き抜く「たくましいハンター」であるというギャップもたまりません。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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