『風、薫る』で主人公・一ノ瀬りんを演じた見上愛さん

NHK朝ドラ『風、薫る』最終週 物語は現代へ

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家(小川)直美というヒロインをそれぞれ演じたNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~金曜午前8時、土曜は1週間の振り返り)。最終週となる第26週(126話~130話)は、国家の論理と現場の命に向き合う直美と柳生(中村倫也さん)の対峙、大陸へと旅立つことを決意した寛太(藤原季節さん)との別れ、ツヤ(東野絢香さん)たちの看護婦試験への挑戦と合格、そしてりんが自身の看護の集大成として本を執筆し、現代の医療現場へとその志が受け継がれる感動のフィナーレが描かれました。X(旧Twitter)では、「柳生さん」「シマケン」「風薫る」などの関連ワードが連日トレンド入り。放送終了を惜しむ「風薫るロス」の声が溢れた最終週のあらすじを振り返ります。

第126話〜第130話(最終回)振り返り

【第126話】直美と柳生の対峙、相容れない「看護」の道
看護婦試験が迫る中、特別講師として今井(古川雄大さん)が招かれます。一方、直美は内務省の柳生のもとを訪れ、長屋での訪問看護の実態を知ってほしいと訴えますが、国家の富国強兵を重んじ命を「兵力」と語る柳生と、目の前の命に向き合う直美の間に相容れない溝が浮き彫りになりました。
【第127話】看護の感覚と、寛太の旅立ち
りんが長年、寄り添うリウマチを患う佳枝(相田翔子さん)の訪問看護で、ツヤは患者の心に寄り添う「看護の感覚」の難しさに直面します。一方、恵風会を訪れた寛太は大陸へ渡る決意を語り、「一緒に行くか?」と不器用に直美を誘います。そして最後に「小日向」という名字を明かし、寛太は直美に別れを告げました。
【第128話】ツヤたちの試験合格と、シマケンからの提案
後輩たちの指導の難しさに悩むりんと直美でしたが、ついにツヤと敏江(和泉詩さん)が看護婦試験に合格し、一同は歓喜に包まれます。胃がんの手術を経て、すっかり回復したシマケンこと島田健次郎(Aぇ! group・佐野晶哉さん)はりんの看護を称賛し、後の人たちの「道標」として、本を書いて看護の知識を後世に伝えることを提案しました。
【第129話】柳生との歩み寄りと、りんが見つけた看護の答え
直美は再び柳生を訪ね、価値観の違いを認め合いながらも歩み寄る姿勢を見せます。一方、佳枝の看護を通じて、りんは「患者が困っていて看護婦が必要だと思えば、それはすべて看護」という本質に辿り着き、「手を離さなければきっと…」と、その思いを言葉に紡ぎ出しました。
【第130話】『実践看護法』の出版、そして物語は現代へ
りんの著書が出版され、女性たちが自らの力で道を選べる時代の変化に喜び合う恵風会の面々。夕暮れの縁側でりんと直美がこれまでの歩みを振り返るなか、日比谷での事故の知らせが入り2人は現場へ走ります。そして物語は現代へ移り、2人の志を受け継ぐ看護師たちの姿で幕を閉じました。

ライターコメント

いよいよ半年間の物語が完結しました。最終週は、相容れないながらも互いの立場を認め合った直美と柳生の対峙や、不器用な愛を告げて旅立った寛太の別れなど、印象深いシーンの連続でした。そして何より、りんと直美が社会の荒波に揉まれながらまいた「看護の種」が、時代を超えて現代の医療現場で花開いているラストシーンには胸が熱くなりましたね。早くも「風薫るロス」ですが、彼女たちが残した道標は、これからも私たちの日常を優しく照らしてくれるはずです。半年間、素晴らしい物語をありがとうございました!

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