落語家、立川志らくさん(61)が3日、Xを更新。同日、肺炎のため89歳で死去した巨人終身名誉監督の長嶋茂雄さんを追悼しましたが、一部のネットユーザーから批判を集め、それについて持論を展開しました。
「毎度言っていますが」
志らくさんは3日「長嶋が亡くなった。ミスターの引退試合は我らが中日戦。家でテレビで見ていた。最後に観たのがメジャーのメッツとの試合。後楽園球場。外野席から。1番サードで出場していた。お会いしたのは談志とテレビで対談した時とバラエティでインタビューした時の二度。楽しかった。ご冥福をお祈りします」と故人をしのびました。
しかし「呼び捨てすんなよ」「長嶋って呼び捨てか? 偉くなった者やな」といった指摘があった。指摘に対し、志らくさんは「毎度言っていますが、スターは敬称略が礼儀。長嶋、ひばり、裕次郎、渥美清、大谷、イチロー。知り合いの場合や直接お会いした時はきちんと敬称で話すのが大人の礼儀」とつづりました。
感情分析
志らくさんの長嶋さんに対する考えについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「楽」(約5割)
- 「喜」(約3.5割)
- 「怒哀」(約1.5割)
主な「喜楽」の声(約8.5割)
「自分にとってあまりにも大きすぎるヒーローに対しては呼び捨ても可」
「織田信長、坂本龍馬らの偉人に、いちいち『さん』はつけない」
「長嶋さんだけでなく、たけしさんやさんまさんも」
「親しみや敬意の表れ」
「敬称略してる方が敬意がある」
主な「怒哀」の声(約1.5割)
「ゲストを呼び捨てにしていた巨泉さん、ご存命なら今頃ネットでたたかれていた」
「八代亜紀が亡くなったときも同じこと言われてた」
「公式なコメントやSNSなどで発信する際は敬称をつけるのがマナー」
「イチローさんとか大谷くんとか自分には無理」
「敬称警察が増加して困る」
まとめ
今回の分析では、志らくさんの長嶋さんに対する敬称略の呼び方について、「『呼び捨てにするな』みたいなのは単なるイチャモン」「監督や現役だった頃にファンが呼び捨てても 糾弾されることはなかった」と理解を示す投稿が大半を占めました。
ライターコメント
長嶋さんは1988年に野球殿堂入り。2013年には元巨人の松井秀喜さんとともに国民栄誉賞を受賞しました。2021年の東京五輪の開会式では王貞治さん、松井さんとともに聖火ランナーを務めました。2021年11月には球界初の文化勲章を受章しました。SNSでは「スターを話題にする際、親しみを感じているからこそ呼び捨てにするというのは理解する」と指摘する声もありました。