牛丼の吉野家がまさかの歯科医院とタッグです!
吉野家は20日、歯科向けの総合商社であるヨシダ(東京都台東区)と共同で、噛む力に配慮した「吉野家 やわらか牛丼の具」と「吉野家 きざみ牛丼の具」を開発し、6月21日から全国の歯科医院を通じて発売すると発表しました。

ヨシダのノウハウを活用して新規参入
吉野家では、ヨシダが長年培ってきた歯科業界でのノウハウを活用し、歯科治療中の患者を中心に食事に配慮が必要な人に対する食事をサポートするという新たな取り組みの第一歩としています。
今回の商品は「美味しさ・やわらかさ・簡便性」の3つの要素を追求したそう。とりわけ「やわらかさ」にこだわり、「やわらか牛丼の具」は歯ぐきでつぶせ、「きざみ牛丼の具」は舌でつぶせる柔らかさとしています。いずれも常温保存が行え、レンジで約50秒で完成するとしています。
価格は明らかにしていませんが、吉野家の公式通販ショップでは、類似商品と考えられる介護用食品向けの「レトルトやわらか牛丼の具2袋」が税込み1188円で売られていました。