第107回全国高校野球選手権大会は5日、甲子園球場で開幕し、開会式に続いて行われた1回戦で創成館(長崎)が小松大谷(石川)に3―1で勝ち、2回戦に進みました。
創成館の森下君が6安打1失点で無四球で完投。立ち上がりは不安定でしたが、切れのある直球を軸に緩急が冴え、毎回の13三振を奪いました。攻撃では二回に森下君の左翼への二塁打で同点。三回は1死満塁から下川君の左前打で2点を勝ち越しました。
小松大谷は2番手中田君が好投したが、打線がつながりを欠きました。序盤の好機に1点止まりで、三回以降は1安打に抑えられました。
SNS上の感情
開会式に続いて行われた1回戦で創成館が小松大谷に3―1で勝ち、2回戦に進んだこの試合について、SNSではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜楽」の声(80%)
「創成館初戦突破おめでとう!! 阪神のチャンスソング、阪神森下の応援歌 よかったぞ!!」
「多少はナイターで体力的に良かったのかな 疲労が心配だけど次戦も頑張ってください」
「まじで嬉しい。よくやった」
「次戦は神村学園との九州勢対決。頑張ってもらいたいです」
主な「怒哀」の声(20%)
「投げさせ過ぎ。監督が駄目!」
「将来の為にも無理はしないように」
「地方大会、とりわけ関東地方の準決勝、決勝の方が遥かに観客多いし盛り上がってた」
まとめ
今回の分析では、創成館が小松大谷に3―1で勝ち、2回戦に進んだこの試合について、創成館の投手、森下君の好投を称える反応が多く見られました。森下君に対しては「尻上がりに調子を上げた」「初戦突破おめでとう」「球の切れが良かった」などの表現が目立ちました。投球回数の多さを心配する声や、小松大谷の敗北を惜しむ声も見られました。
ライターコメント
開幕戦からナイスゲームでした。ただ、SNSでもあったように午後5時半ころから行われたほぼナイターの試合だっただけに、観客が少なかったように見えました。これまで昼間に行われていた甲子園での盛況ぶりとのコントラストに筆者も多少の違和感を覚えましたが、それでも、5日は日本の広い範囲で気温が上がり、群馬県伊勢崎市の最高気温が41・8度となり国内最高記録を更新するなど、列島が猛暑に包まれる中、これはこれでやむなしなのかなと思う自分もいました。
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