商品への害虫の混入が判明した天下一品新京極三条店=9日、京都市中京区

人気ラーメン店「天下一品」、一部店舗でゴキブリ混入にネット上の受け止めは?

By - emogram編集部
喜怒哀楽

ラーメンチェーン「天下一品」の京都市中京区の「新京極三条店」で提供したラーメンの中にゴキブリの死骸が混入していたことが9日までに明らかとなりました。同店と、フランチャイズ系列店の「河原町三条店」(京都市中京区)を営業停止にするとともに、全店舗に衛生管理徹底の指示を行い、再発防止を進めるとしています。混入の原因が解明されるまで営業は再開しない方針です。

運営会社の天一食品商事(大津市)によると、ゴキブリの死骸の混入があったのは8月24日。看板メニューの「こってりラーメン」を注文した20代女性からの申告で発覚しました。死骸1匹がスープの中に入っていたといい、同社は女性に謝罪しました。女性に健康被害は確認されていません。女性側は返金を断ったといいます。

混入の判明を受け、新京極三条店では専門業者による害虫駆除を実施。地元保健所の指導のもと、衛生環境の強化を徹底するとしています。同社によると、店舗の厨房(ちゅうぼう)での調理段階で何らかの理由で混入したとみられます。

天下一品の公式サイトは9日までに、新京極三条店で異物混入が発生したことを報告し、「当該商品をお召し上がりになられたお客様には、多大なるご不快とご迷惑をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。また、日頃より弊社をご利用いただいております、お客様および関係者の皆様に、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」と謝罪しました。

SNS上の反応

ラーメンチェーン「天下一品」の京都市中京区の「新京極三条店」で提供したラーメンの中にゴキブリの死骸が混入していたことが判明したというニュースに対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、このニュースに対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「嫌悪・否定」の声(45%)

「ゴキブリはないわ…」

「これは嫌ですね…」

「ゴキはきつい😫」

「ゴキブリはショックがでかいんだよね。。。(´・ω・`)」

「ゴキブリ1匹で店は終わる。外食産業の真実ね」

主な「冗談・ユーモア」の声(25%)

「混虫」

「ゴキブリ1匹で店は終わる。外食産業の真実ね。たまたまでも不運でもない」

「置いていた器にゴキブリがいるのに気づかずスープとか入れてしまったんやろな」

主な「分析・考察」の声(20%)

「衛生管理の徹底は基本中の基本。厨房は舞台裏ではなく命を扱う現場」

「一匹のゴキブリで数十年かけて築いたブランドが地に落ちる。それが食品産業の宿命であり、信頼というものの脆さ」

「どうしても混入は避けられないんだろうけど。店のバイトさんからすりゃ『俺に関係ねーわ』だろうし。これからも多発するだろう」

主な「質問・疑問」の声(5%)

「今年外でめっちゃゴキ見かけるんだけど気のせい?今年多くない?」

まとめ

今回の分析では、ラーメンチェーン「天下一品」の京都市中京区の「新京極三条店」で提供したラーメンの中にゴキブリの死骸が混入していたことが判明したというニュースに対し、多くのコメントが嫌悪感を示し、飲食業における衛生管理の重要性を指摘しています。「一匹のゴキブリで数十年かけて築いたブランドが地に落ちる」といった食品産業の信頼の脆さに言及するコメントもあります。また、今年はゴキブリが多いという環境的な観察、飲食店のアルバイトの意識の問題など様々な視点からのコメントが寄せられていました。

ライターコメント

大手外食チェーンを巡っては、牛丼チェーン大手「すき家」の鳥取市内の店舗で1月、提供したみそ汁の中にネズミの死骸が入っていたほか、3月にも東京都昭島市の店舗で商品にゴキブリの一部が混入していたことが判明。害虫・害獣の侵入防止などの衛生対策を実施するため、ショッピングセンター内などの一部店舗を除く全店が一時閉店となる事態となりました。天下一品では今回ゴキブリが混入した店舗と、フランチャイズ系列店の「河原町三条店」を営業停止にするとともに、全店舗に衛生管理徹底の指示を行い、再発防止を進めるとしています。SNS上では「飲食店でゴキブリを根絶するのは不可能」という声もあり、「清掃や配膳管理をしっかりしていくしかない」「基本的な清掃を毎日して、虫の住みにくい環境にしていくしか有りません」という声が相次ぎ寄せられていました。

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