ある日本の屋台ラーメンが、韓国でバズっているようです。
なぜ話題になっているのでしょうか? まずはこちらの動画をご覧ください。
概要欄には、動画の説明が次のように書かれています。※訳・編集部
東京の路地裏、電車が通り過ぎる小さなラーメン屋「シュンヤちゃん」です。
ここでは、たっぷり乗せたチャーシューと濃い醤油スープが絶妙に合わさったチャーシューメンが人気です。電車が走り抜ける夜景を背景に、熱々のラーメンを楽しむ雰囲気が、その味をさらに特別なものにしてくれます。
ラーメンのビジュアルも素晴らしく、細めの麺と濃厚な醤油スープが絡み合い、豊かな風味を誇ります。すべての具材を手作りし、添加物を使わずに、だしと鶏ガラで味を整えているのが特徴です。
塩分も高くなく、気軽に味わえる上に、価格は1000円以下。昔ながらのノスタルジックな魅力をたっぷり感じられるお店です。
とっても美味しそうな屋台ラーメンの紹介動画なのですが、これだけではまだバズっている理由は不明です。
韓国人にとって「屋台ラーメン」は珍しい光景なのでしょうか? 気になりますので、コメントをさっそく見てみましょう。
SNS上の感情
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「感動・関心」の声(45%)※訳・編集部
「最後に器をお客さんの前に出す姿を見ると、料理を丁寧に作ったことと最後まで最善を尽くそうとする心が感じられます」
「漫画に出てくるラーメンのようだ。丁寧に美しく盛り付けてお客さんに渡すのが感動です」
「他の方々のおっしゃるように、お客様に料理が出ていく最後の瞬間まで誠意を尽くす姿が漫画のようだと思いました」
「丁寧にお客様をもてなすオーナーさん、素晴らしいです。親切さが体に染みついていますね😊味もとても良さそうです」
主な「憧れ・願望」の声(30%)※訳・編集部
「あんな感性がとてもふわふわした気分になります…夜遅くまで大変な残業をして家に帰る途中、近くにあんな屋台があったらラーメン一杯食べていたら、疲れた一日を乗り越える力になりそうです」
「本当に日本であんな風に食べたらロマンそのものだろうな…愛する人と一緒に食べたら幸せは二倍だ」
「食べてみたいですね」
主な「称賛・尊敬」の声(20%)※訳・編集部
「屋台商売なのにお客様への敬意と職業精神がすごいです」
「日本は本当に食べ物に誠実な国です、食べ物は認める」
「最後に器を客先に出す姿を見ると、食べ物を丁寧に作ったということと最後まで最善を尽くそうという気持ちが感じられます」
主な「懐かしさ・ノスタルジー」の声(5%)※訳・編集部
「うわー、アニメと同じです。 電車を通って下の屋台」
まとめ
今回の分析では、コメントの多くは、調理人の丁寧な仕事ぶりと真心のこもった接客態度に感動しています。多くの人が「職人精神」や「真心」に感銘を受け、一流レストランではなく屋台でありながら、非常に質の高い料理と接客を提供していることに驚きと敬意を表しています。「両手で丁寧に料理を出す姿」「一つ一つの動作に込められた誠実さ」に言及するコメントが目立ちます。
電車が通過する線路下という立地と、夜の雰囲気が醸し出す「ノスタルジックな雰囲気」「ロマンチックな情景」を評価するコメントも多く、まるでアニメや漫画の世界から抜け出てきたような美しさがあると表現されています。多くの人が「ぜひ行ってみたい」「一度は食べてみたい」という願望を表明しており、日本の文化や「おもてなし」の精神を称賛しています。
ライターコメント
筆者は屋台ラーメンを食べたことがないので、一度食べてみたいと思っていますが、屋台文化が発展している韓国の方々にとっても「一度は食べたいと思う場所」ということに少し驚きました。屋台ラーメンの店主のおもてなしに賛美の声があったということは、日本の文化が素晴らしいということへの敬意だと思います。日本のアニメや漫画の世界でよく見る光景だったので、韓国でバズったということなのでしょう。