「パラレルワールドの上戸彩」や「架空の下ネタ・ギンモ」など、摩訶不思議なネタで世のお笑いファンから根強い支持を集めるコンビ「ななまがり」が新たに披露したネタに注目が集まっています。
名曲を歌わずに「言う」
お笑いコンビ「ななまがり」が10月24日、自身のユーチューブチャンネル「ななまがりのなんでもやりますチャンネル」を更新。ボーカル&パフォーマンスグループ「DA PUMP」の名曲「if…」をオマージュした、奇想天外なネタ動画を公開しました。
「どうも、DA PUMPです」と、堂々たる態度で自己紹介した2人はDA PUMPのメンバーになりきり、「歌手」ではなく「言手(ごんしゅ)」として「if…」を披露しています。
ご本人たちに似せる気のないビジュアルや、目を泳がせてカンペを読むしぐさ、ダンサブルな楽曲に感情的な深みを与えるラップパートも一言一句丁寧に読み上げる様子など、ツッコミどころ満載の映像に「いったい何を見せられているんだ…」という気持ちになりますが、歌わずに「言う」ことで楽曲のすばらしさを再認識できる画期的な手法のようにも感じます。
笑いの中にどこか感動すら覚える、ななまがりワールド全開の歌ネタ動画となっています。
ななまがりは10月28日、シリーズ第3弾の動画としてDA PUMPの大ヒット曲「U.S.A.」の言手ver.も公開しています。
「ななまがり」
ボケ担当の森下直人さん(39)、ツッコミ担当の初瀬悠太さん(39)によるお笑いコンビ。大阪芸術大学の「落語研究寄席の会」で出会い、2008年11月にコンビ結成。2019年5月放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系列・毎週水曜よる10時)の企画「新元号当てられるまで脱出できない生活」の出演をきっかけにブレーク。2024年には、結成16年以上のプロの漫才師たちによる漫才賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~」のグランプリファイナルに進出。
SNS上の反応
ななまがりの動画【言手「DA PUMP / if…」】に対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「ポジティブ/楽しんでいる」の声(60%)
「思ってたより良い」
「いい『言』でした」
「感動しました」
「これだからななまがりすきなんだよ」
「DA PUMPの大ファンです。本来そういう目的の動画ではないとは存じますが…本当に良い歌詞(言詞)で、特に終盤にかけての感情の畳み掛けでは…素材の味わいを深く愉しませて頂きました」
主な「面白い/ユーモア」の声(25%)
「チベットの青年実業家とネパールの皇太子」
「初瀬さんがフレディ・マーキュリーすぎて言が入ってきませんでした」
「Up to ダァは草」
「DA PUMPが意外と七五調なことに気づかせてくれてありがとう」
「変な動画!(褒めてる)」
主な「批評的/指摘」の声(10%)
「カンペ見ながらなんかい 繰り返し言ってない、プロフェッショナルではない言手」
「ISSAなのに言詞覚えていないあたり怪しい。偽物だと思う」
「あなたたちはDA PUMPではありません」
「初瀬の『Honey』が嫌すぎる」
主な「要望/期待」の声(5%)
「SOUL’d OUTさんも言手にならないかな…」
「このシリーズいろんな歌手でみたい!!」
まとめ
今回の分析では、大多数の視聴者が歌詞を「言う」というコンセプト自体の斬新さをおもしろがっていることが分かりました。特にカンペを見ながら言っている姿や、感情を込めた語り方に関心を寄せているようです。DA PUMPの楽曲を言葉だけで聞くという体験が新鮮だと感じる人や、最後にかけて感情が入ってくる様子を評価するコメントも多いです。
ライターコメント
「言手」シリーズの継続を望む声や「この曲でやってほしい」といった要望の声も寄せられていますね。筆者は、大好きなB’zの「LOVE PHANTOM」をぜひリクエストしたいです!












