琵琶湖のほとり、滋賀県南部。自然豊かなこの場所で、家の屋根を埋め尽くすほどのスズメたちが集まる、なんとも微笑ましい光景が話題となっています。
屋根にへばりつくモフチュン達
これくらいの傾斜は屁でもないらしい pic.twitter.com/lu0lrXXohg— 閑爺倶楽部 (@HimaGclub1998) February 21, 2026
この「スズメのなる木」ならぬ「スズメのなる屋根」を撮影しているのは、地元で自営業を営みつつ、音楽活動も楽しんでいるという「閑爺倶楽部」さん(@HimaGclub1998)。
撮影の舞台裏にある、ご夫婦の仲睦まじいエピソードをお聞きしました。
きっかけは、奥様が庭に撒いた「おすそ分け」
どのようなきっかけでスズメたちを撮影し始めたのでしょうか。
閑爺倶楽部さん:「4年ほど前、妻が飼育しているインコの餌の残りを、庭に撒き始めたのがきっかけでした。すると、どこからともなくスズメたちが寄り付くようになったんです。その様子が楽しげでかわいらしいので、夫婦の間で何か面白い話のネタになればいいなと思い、カメラを向けるようになりました」
もともとは奥様の影響で野鳥観察を始めたという閑爺倶楽部さん。今ではすっかり、ご夫婦の大切なコミュニケーションの時間になっているようです。
お立ち台にモフ達がひしめく
たまらんなぁ? pic.twitter.com/lJ1c7fBpNU— 閑爺倶楽部 (@HimaGclub1998) February 21, 2026
「居着かない」からこそ愛おしい。スズメたちのたくましい日常
閑爺倶楽部さんの庭を訪れるスズメたちは、季節によってその姿を変えます。
閑爺倶楽部さん:「春から夏は子育ての時期なので、近所の河原や田んぼで自分たちで餌を探していますが、稲刈りを終えた秋冬は餌が少なくなります。近所の柿の実を食べたりしているうちに、我が家の庭にある『おすそ分け』に気づくようですね」
最近では、野鳥の餌付けが問題になることもありますが、閑爺倶楽部さんはスズメたちとの「適切な距離感」を大切にしているそう。
閑爺倶楽部さん:「我が家の庭以外に餌を撒くことはしません。スズメたちは食欲旺盛なので、庭の分だけでは到底満足しませんし、餌目当てで居着くこともないんです。普段は自分たちで田畑や雑木林を飛び回っています。あくまで彼らのたくましい生活の一部を、少しだけ覗かせてもらっている感覚ですね」
水浴びに砂浴び、庭で見せる「ありのまま」の生態
撮影を続けていると、新たな楽しみもあるそうです。
閑爺倶楽部さん:「最近は、水を飲むために置いていたボウルで豪快に水浴びをしていたり、地面に穴を掘って砂浴びをしていたりと、彼ら本来の生態が間近で見られるのが本当に楽しいです。スズメたちの仕草を見ていると、一日中飽きることがありません」
趣味の音楽活動の合間に、カメラを通じてスズメたちと交流するひととき。琵琶湖の風を感じながら切り取られる写真には、野鳥への深い敬意と、ご夫婦の穏やかな日常が詰まっていました。
ライターコメント
「夫婦の会話のネタに」というきっかけが、なんとも素敵なご主人だなあと心に響きました。 閑爺倶楽部さんの投稿を見ていると、スズメたちのかわいらしい姿から妄想を膨らませた、ユーモアたっぷりのキャプションに思わず顔がほころんでしまいます。写真とテキストが織りなす、ほのぼのとした世界観、ぜひ皆さんも覗きに行ってみてください。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。












