パンチくんブームに沸く市川市動植物園(千葉県)ですが、4月25日(土)は、これまでの熱狂に比べると少し落ち着きを取り戻した穏やかな開園日となりました。しかしこの日、公式Xの〝中の人〟が園内のサル山をめぐって新たな注意喚起を行いました。
マナー違反に「中の人」が〝喝〟
市川市動植物園の公式Xは同日、「(市川市動植物園の)サル山でポテトを食べている人に注意したら、『どこにダメと書いてあるんだ!』と逆ギレされた」という内容をつづった上で、次のように書き込みました。
公式Xより:「ご不快な思いをさせ大変申し訳ありません。サル山周辺では当然、飲食禁止です」
サル山周辺で飲食をすれば、食べ物のにおいによってサルが興奮してしまう可能性がある上、落としてしまった場合、サルが誤食してしまうリスクもあることから、園では禁止しています。
「一層の静かな見守りを」
朝の開園直後、この日も市川市動植物園では入園の列に並ぶ来園者に、直接声を掛けたようです。
公式Xより:「サル山で新しい命が生まれたこと、一層の静かな見守りが必要なことをお話しました。園の努力は勿論ですが、皆様のご協力もお願いします」
ブームによって増えた来園者。少しずつ落ち着いてきたとはいえ、まだまだ市川市動植物園はたくさんの人で賑わっています。そんな中、公式Xはその後の投稿で園内の魅力を発信しました。
公式Xより:「フライングケージ入口。『入っていいの?』と思われるかも知れません。いいんです。フラミンゴやシュバシコウなどに会えますよ。のんびりと」

サル山の喧騒を離れ、美しい鳥たちが舞う巨大ケージでのんびり過ごすのもよさそうです。厳しい注意喚起のあとに届く、こうした温かな誘いも、市川市動植物園の魅力です。
ライターコメント
「どこにダメって書いてあるんだ!」という言葉が出るのは悲しいですが、市川市動植物園の相変わらずの注目度の高さを物語る出来事でもありました。ルールは人を縛るためではなく、動物たちを守るためにあるものです。午後の「入っていいの? いいんです」という優しい投稿に和んだ人も多いのではないでしょうか。少し空いてきた今日こそ、マナーを携えて、のんびりと命の輝きを感じに行きたいものです。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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