ロックバンド「サカナクション」のボーカル・山口一郎さん(45)がパーソナリティーを務める『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』(ニッポン放送/毎週火曜深夜1時)。 6月16日の放送では、13日に開催された国際音楽賞『MUSIC AWARDS JAPAN 2026(MAJ)』の授賞式で最多8冠の偉業を達成した舞台裏を山口さん自らが激白。煌びやかな大舞台に臨むにあたり行っていたある〝秘密の特訓〟と爆笑のエピソードを明かし、深夜のリスナーを大いに沸かせました。
必死に研究した「歩き方講座」を忠実に再現も…リスナーから痛烈なダメ出し
『日本アカデミー賞』でのレッドカーペット経験はあるものの、メインで歩いた経験はないため「『どうやって歩けばいいの?』と思った」という山口さん。本番前、Instagramである動画を発見し、熱心に見て研究していたことを明かしました。
山口さんは「こう歩いたらかっこいいみたいなウォーキング講座動画があるのよ」と振り返り、「とりあえず、男は片手ポケットだって言うのよ。立つ時は、前足をちょっと前に出して体重移動を繰り返す。とにかくケツを閉めて、歩くときは後ろに腕を振れって書いてあってさ。俺、その通りやったから」と、気合十分で〝最高にかっこいい大人の男〟を演じきった舞台裏をぶっちゃけました。
しかし、番組の生放送中にリスナーからは「レッドカーペット歩き見ました。好きな子の前でカッコつけてる男子高校生にしか見えません。40代の独身おじさんがこの立ち居振る舞いはヤバいやつだと思われる可能性が高いため、次からは絶対にやめましょう」と痛烈なダメ出しが届きます。
これに対し、山口さんは「ちょ待ってよ。でも(スカパラの)谷中さんだったら許せるんでしょう? 多分。俺が、らしくないことをやるからそう見えるだけで…」と猛反論。「つまり、俺はやっぱり素でいなきゃいけないんだよ、常に。そういうことよ。でもいいじゃんカッコつけて(笑)」と本音を漏らしつつ、リスナーの笑いを誘いました。
助手席から降車でカメラを逃す、円卓で足が痺れる…ハプニング続出
さらにトークは、華やかな映像からは想像もつかない地味なハプニングへと突入。
レッドカーペットに車で到着した際、普段の癖でつい助手席に乗ってしまったという山口さん。そのため、カメラの反対側から降りることになってしまい「映像的にいい感じに撮れなかったみたいで、あんまり動画上がってないんだよね」と大失敗を告白します。
また、昼のセレモニーから夜まで続く長丁場でご飯を食べる時間がなかったため、ポケットにこっそり、明治のチョコレート『ガルボ』を忍ばせ、メンバーに「食べる?」と配りながら飢えをしのいでいたという微笑ましいエピソードも。さらに、豪華な円卓に座る際も、YouTubeの知識から「足を組むのがいい」と実践した結果、「足が痺れちゃった」とお茶目な一面を披露しました。
「何が起きたんだろうっていうぐらいびっくり」音楽界の歴史的転換点へのリスペクト
放送中、自身の失敗談を包み隠さず明かし、リスナーとの〝プロレス〟を楽しんでいた山口さんですが、その後は一転して、音楽シーンのトップランナーとしての熱い胸の内を語り始めます。
今回の『MAJ』を設立した、日本の音楽業界を代表する5団体の協力体制について、山口さんは「日本音楽事業者協会、つまり音事協と、日本音楽製作者連盟、音制連。1つの国際音楽賞の中に同じ組織が入っているっていうのが、まずものすごい驚きなんですよね」と熱弁。これまでは一堂に会することがあり得なかった団体が手を取り合った現状への驚きを露わにしました。
さらに、業界の現状とアワード設立への想いを「僕からすると、なんかグッと来たっていうか。ここまでCDが売れなくなって、音楽業界ってどうなっていくのかっていう時に、サブスクリプションっていうものが登場してきて、ライブっていうものがある種バブルのような状態になっていて、音楽業界ってガラッと変わったじゃないですか。その中でこの団体たちが名前を連ねて、日本の新しい国際音楽賞作ろうよってなったっていうのがすごいなと思いましたね」と、感慨深げに振り返りました。
トップランナーでありながら、常にリスナーと同じ目線で笑いを提供し、同時に音楽への愛を語り続ける。そんな山口さんの〝凄み〟が凝縮された放送となりました。
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