俳優の山下智久さん(41)が15日、都内で行われた主演映画『正直不動産』の初日舞台あいさつに登壇しました。
人気シリーズがついに映画化

2022年の放送開始以来、嘘のつけない不動産営業マン・永瀬財地の活躍を描き、スペシャルドラマやシーズン2と進化を続けてきた人気シリーズがついに映画化。満員御礼の客席を前に、山下さんは「ただただ幸せです。まさか、ドラマの撮影が始まった時にはこうして劇場で皆様に『正直不動産』を見ていただけるとは夢にも思っていなかったので、同じメンバーとこうして映画の公開初日を迎えることができて、感謝の気持ちでいっぱいです」と、万感の思いを語りました。
「大昇の顔を思い浮かべながら」山下が後輩へ贈った詞の力
今作では、映画オリジナルキャストとして事務所の後輩・岩﨑大昇さん(KEY TO LIT)が出演。劇中で岩﨑さんが披露する楽曲『優しい世界』は、山下さん自らが作詞を手掛けたことでも話題を呼んでいます。

山下さんは作詞の経緯について、「学生がピュアな気持ちを好きな子に伝えるようなラブソングということだったので、僕も学生時代を思い出しながら、そして大昇の顔も思い浮かべながら書きました」と、後輩への温かい眼差しが込められたエピソードを披露しました。
これに対し岩﨑さんは、「山下くんともう一個深い繋がりを持てて、すごくエモーショナルな気持ちになりました」と満面の笑みを浮かべ、山下さんから自ら握手を求め、連絡先を聞いてくれたというアナログな優しさに感激した様子を見せました。
「目と目を合わせた触れ合いを守りたい」山下智久の美学

劇中で「かけがえのないものを守る」ために奔走する永瀬にちなみ、自身の「守りたい大切なもの」を問われた山下さんは、自身の美学を明かしました。
「守りたいものがたくさんありすぎて困ってしまうのですが……目と目を合わせて、実際に触れ合うことは守っていきたい。アナログ感、ハンドメイド感(手作り感)を大事にしたい」
情報が溢れる現代だからこそ、一人の人間として誠実に向き合うことを大切にする――。その姿勢は、まさに「正直不動産」の永瀬財地そのもの。山下さんの実直な言葉に、会場からは大きな拍手が送られました。
「正直、またみんなに会いたい」続編への期待も!

イベントの終盤、今後の目標を問われた山下さんは、「正直、またみんなに会いたいです!」と、シリーズの継続を願うファンを歓喜させる力強い宣言。最後は、客席へ向けて次のようなメッセージで締めくくりました。
「優しく、愛がたっぷり詰まった作品だと思います。この映画の中で、僕らの優しさを受け取っていただけるかと思いますので、その優しさを持ち帰って、たくさんの人に届けてほしいです。初日を迎えることができて、本当に嬉しく幸せに思っております」
映画界に新たな正直エンターテインメントの旋風を巻き起こした山下さん。その熱い想いは、スクリーンを通じて全国へと広がっていきそうです。
ライターコメント
主演の山下智久さんが体現する永瀬財地というキャラクターは、情報化社会において希薄になりがちな「真の誠実さとは何か」を私たちに鋭く問いかけてきます。舞台あいさつで山下さんが語った「目と目を合わせるアナログな触れ合いを守りたい」という言葉には、単なるファンサービスに留まらず、山下さん自身の表現者としての確固たる哲学を示している証左のようにも感じられました。
不動産業界のリアルをコミカルに描きつつも、人間関係の根源的な価値を問う本作。40代を迎え、俳優としてさらに円熟味を増す山下さんの緻密な人間描写が、作品の持つ社会的なメッセージ性をより一層深めているよう思えました。劇場で是非!






