マヌルネコの赤ちゃん=提供:神戸どうぶつ王国

神戸どうぶつ王国「マヌルネコの赤ちゃん」に乳歯が生えた モコモコの体毛の理由

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

神戸どうぶつ王国で誕生したマヌルネコの5つ子の赤ちゃんたちが、またひとつ大きな成長の節目を迎えました。無事にすくすく育っている赤ちゃんですが、先日、赤ちゃんたちの口の中に小さな小さな歯が生えたことが確認できたそうです。また、マヌルネコという動物の不思議な生態についてもご紹介します。

小さな口の中に白い歯がのぞく「萌出」を確認

生まれたばかりのころは目が開いておらず、お母さんの「アズ」にぴったりと寄り添っていた5つ子たちですが、飼育スタッフも思わず笑みがこぼれるような嬉しい変化があったようです。

公式Xより:「赤ちゃん5頭とも、6/2に乳歯が生え始める「萌出(ほうしゅつ)」を確認することができました」

お母さんの母乳を飲む時期から、少しずつ形のあるエサを食べる「離乳」の時期へと向かう大切な一歩。こうした目に見える成長を重ね、見守りを続ける飼育スタッフからも喜びの声が漏れていました。

公式Xより:「少しずつ成長が感じられる瞬間が増えてきて、スタッフもわくわくが止まりません」

マヌルネコの赤ちゃん=提供:神戸どうぶつ王国

なぜそんなにモコモコなの?マヌルネコの不思議な生態

赤ちゃんたちの体も、日に日にマヌルネコらしい独特のシルエットになってきました。神戸どうぶつ王国の公式サイトによると、マヌルネコはシベリア南部から中央アジアの砂漠地帯や、樹木のない岩石地といったところに分布しています。野生では、非常に寒さの厳しい環境で生きているのです。

あのぬいぐるみのようにモコモコとした特徴的な厚い毛皮は、雪の上や凍った地面の上で腹ばいになった際、体を冷やさないためのもの。また、マヌルとはモンゴル語で「小さいヤマネコ」という意味なのだそうです。

さらにマヌルネコは、目が高い位置に付いているのですが、これにも理由がありました。乾燥した高地で生活するマヌルネコは、岩陰からそっと覗いたときに天敵から目立たないよう、目が高い位置についているのだそうです。

しかし、かつては毛皮を目的とした狩猟の対象になっていたこともあり、現在は生息数が減少している希少な動物でもあります。

そんな貴重なマヌルネコの赤ちゃんたち、これからも成長を見守っていきたいと思います。

ライターコメント

マヌルネコの赤ちゃんの小さな口の中の歯、本当にかわいいですよね。あのかわいいモコモコのフォルムは、野生での厳しい寒さの中で生き抜くためのものなのだそうです。いつかお披露目になったら、神戸どうぶつ王国に会いに行きたいと思います。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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