井上祐貴さん

NHK朝ドラ『風、薫る』(79)「異議あり!」熱血記者に称賛殺到「リーダーシップの塊」

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エンタメ

女優の見上愛さん(25)が一ノ瀬りん、上坂樹里さん(21)が大家直美というヒロインをそれぞれ演じるNHK連続テレビ小説『風、薫る』(月~土曜午前8時)の第79話が16日放送され、大地主相手に堂々と意見した新聞記者・横沢公輔(井上祐貴さん)に対し、視聴者から称賛の声が相次ぎました。

上越生活にも慣れ始めたりん

新潟・上越で新たな人生を歩み始めたりん。半年が経ち上越の生活にも慣れてきたりんは、飴屋の行列で大地主・羽田銀次(西堀亮さん)の割り込みを見かけ、「こちらのお婆さま、並んでますよ」と注意します。その場へ新聞記者の横沢公輔(井上祐貴さん)が現れ、「異議あり!問題あり!」と声を上げました。

「金が全ての成金がよくかかる病です」と皮肉を言う横沢

行列に割り込んだ羽田を、横沢は「一番最後に来た人は、一番最後に並ぶ。当たり前のことです。並び直してください」と一喝。周囲が慌てて「羽田家の大旦那さまだぞ」と耳打ちするも、「老婆を押しのけ我先に飴を買おうとしたこと…詫びることもできぬ病に掛かってらっしゃるのか、おかわいそうに」と横沢の舌鋒は衰えず、「金が全ての成金がよくかかる病です」と皮肉りました。老婆といた長見サワ(磯山さやかさん)は、りんと横沢に感謝。2人が去った後、横沢はりんを飴屋へと誘いました。

新聞記者で、りんの情報をすでに掴んでいた横沢は、隣の信州から来た「よそ者」で、民権運動を追っているといいます。

横沢は、15円以上の納税をした者にしか選挙権がない現状に触れ、「そんなのは間違っている」と主張。りんは自らの苦い過去を重ねながら、亡き父・信右衛門(北村一輝さん)から教えられた「過ちて改めざる、これこそ過ち」という論語に触れ、「では、正しい社会とはなんですか?」と問いかけました。

りんに「気に入りました。あなたのこと」という横沢

横沢は「気に入りました。あなたのこと、大いに気に入りました。また会いましょう」と笑い、強引に握手を交わしました。

その頃、東京の「瑞穂屋」では、ドイツ人客を接客していた文(内田慈さん)が突然、腹を押さえて倒れ込みました。長屋へ付き添い、看病する直美。むくみや吐き気を訴える文に、直美は「一度医者に診てもらいましょう」と勧めますが、文は「お金が…」と拒みました。直美は「すみませんが、医者呼んできます。私看護婦なのに、病人がお金のせいで治療受けないの見るのもう嫌なんです」と返しましたが、文は「それはあなたの勝手でしょう」と言い放ちました。

「タダより高いものはないってね」

夜、直美が連れてきた町医者から文は胃炎の薬を処方されました。治療費を受け取ろうとしない直美に、文は「タダより高いものはないってね」とお金を握らせ、自分のことを語ります。

「借金があって…返してるんです。それに、長生きしたいとも思いませんし、する必要もありませんから」。文は家族もなく、「何も残さず、きれいさっぱり人生終えること」が望みだと冷めていましたが、直美のまっすぐな生きる力に触れ、少しだけ心を緩めました。「ほんとに何も(望みは)ないんですか?」と聞く直美に、1つだけあるとし、「早く…1人でゆっくり寝たい」と天邪鬼な冗談を言う文。直美は「私よりへそ曲がりな人に初めて会いました」と笑い、文も「おほめに預かり光栄です」と返しました。

横沢に対しSNS「世の中の先を行くリーダーシップの塊」と称賛も

『風、薫る』第79話の放送に対し、SNSでは視聴者から考察やユーモア溢れる反響が続々と寄せられています。

■「異議あり!」熱血記者の横沢に称賛とツッコミ:大地主に堂々と意見する新聞記者・横沢に対し、「世の中の先を行くリーダーシップの塊」と正義感を称賛する声や、「大地主からクレームが来ないか心配」と今後の展開を懸念する声が上がりました。また、「『虎に翼』の朋一を思い出す」「松平定信が明治に転生した?」など、他作品の役柄と重ねて楽しむユーモアたっぷりのコメントも目立っています。

■「新聞記者には気をつけて!」初対面の強引な握手に爆笑:横沢からの突然の握手に戸惑うりんの表情も話題に。「初体験で驚いたはず」「日々の生活をコラムに書かれちゃうよ!」といった愛あるツッコミや、知的な会話を楽しむ2人の今後の関係性に期待する声など、温かい反応で溢れています。

■謎多き文の事情と内田慈の怪演に釘付け!:医者代を惜しむほど借金を抱える文の事情が少しずつ明かされ、「人に言えない何かを抱えているのでは」と背景を考察する声が白熱。わずかな出番でも画面を支配する内田慈さんの圧倒的な演技力や、シーンに寄り添うBGMの選曲への称賛、直美の独自のキャラクター性への評価も寄せられました。

ライターコメント

上越編に突入し、横沢という新しい風が吹き込んできましたね。大地主相手にも物怖じせず正論を突きつける痛快な姿は、見ていてスカッとしました。強引な握手にはりん同様こちらも驚かされましたが、知的な2人の関係がどう発展していくのか楽しみです。一方で、東京の直美と文の不器用なやり取りにもグッときました。頑なだった文が、直美のまっすぐな優しさに少しだけ心を許した瞬間は、内田慈さんの繊細な演技も相まって胸を打たれました。それぞれの地で奮闘するヒロインたちから、明日も目が離せません!

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