9月13日(日)に前半戦の最終回を迎え、2週間の放送休止期間に入ったTBS系日曜劇場『VIVANT』シーズン2。早くも「VIVANTロス」の声が上がる中、複雑に絡み合う伏線を整理し、次なる展開を考察するには、この空白期間が絶好のチャンスです。今回は、公安の野崎守(阿部寛さん)がシンシーへ潜入するに至った5年前の悲劇と、核融合発電を巡る巨大な陰謀が明らかになり、ジャミーンやテント、孤児院の謎が繋がり始めた第16話を振り返ります。
※本記事は第16話の重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
第16話 野崎の潜入任務のきっかけと5年前の悲劇
第16話では、別班の事情聴取に応じた警視庁公安部の部長・佐野雄太郎(坂東彌十郎さん)が、野崎がシンシーへの潜入任務に就くまでの経緯を説明しました。
発端となったのは5年前のことです。北京の日本大使館にリエゾンとして駐在し、裏で北朝鮮への諜報活動を行っていた野崎のエージェントで乃木憂介(堺雅人さん)と同じ顔を持つ男、リュウ・ミンシュエン(堺さん)が捕らえられてしまいます。リュウを救出できなかった野崎に対し、シンシーの責任者であるハン・リンシン(宮下今日子さん)が接触し、シンシーへの加入を持ちかけました。
死んだはずの天才科学者・エリシャの生存
その後、野崎のもとでリュウとともに働いていたチョウ・ケイシ(高橋光臣さん)から、シリアで遺体となって発見されたとされていた、核融合発電の実用化につながる画期的な発明を残して消息を絶った科学者エリシャ・ママドフ(Manaf Dadashovさん)が生きており、その身柄をシンシーが確保しているという衝撃の事実を知らされます。
エリシャは、核融合発電の実用化に欠かせない発明を成功させたとされる科学者。その技術が世界のエネルギー事情や覇権争いに大きな影響を及ぼすことを懸念し、研究データをすべて消去して姿を消していました。
エリシャの条件と「謎のテロ集団」の影
チョウが見せた写真は遺体が発見された日より後に撮影されたものであり、シンシーはエリシャを確保したうえで死亡を偽装し、その存在を秘匿しているとみられています。
さらに、エリシャは発明に関する情報を提供する代わりに、シンシー側に何らかの条件を提示していることが判明します。その条件を満たすため、ハンが中央アジアを拠点とする「謎のテロ集団」について調べていることも明らかになりました。
繋がり始めるテントとジャミーンの謎
そんななか、シンシーがエリシャの捜索にあたり、テントが運営していた孤児院について調べていることも判明しました。
『VIVANT』とは
『半沢直樹』や『下町ロケット』シリーズなど数々の大ヒットドラマを手がけてきた福澤克雄監督が原作、演出を務めるオリジナル脚本の連ドラです。
2023年7月期に放送された第1シーズンでは、ロシア、モンゴル、中国などと国境を接する架空の国「バルカ共和国」と日本を主な舞台に、極秘任務を背負った自衛隊の陰の諜報部隊「別班(べっぱん)」や公安警察、そして謎に包まれたテロ組織「テント」による、息を呑む三つ巴の攻防が描かれました。
第2シーズン
第1シーズンから3年ぶりとなる続編・第2シーズンは、前作のラストシーン直後から幕を開けました。ベキとの決着によって一つの物語は終わったように見えましたが、実際には新たな任務はすでに始まっていたのです。別班に再び招集された乃木は、これまで以上に過酷な極秘任務へ身を投じることになりました。
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