「落語」と聞くと、日本テレビ放送網系で長年放送されている、色とりどりの着物を着た落語家が出演している「笑点」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
演者の方々は、当意即妙な発言で笑いを誘ってくれますが、実は「笑点」に出演している落語家たちの本業は〝噺家〟として寄席に立つことです。
上方落語では見台や膝隠しといった道具が使われることもありますが、基本的な小道具は扇子一本と手ぬぐいのみで、全てを表現する日本の古典芸能を生業とする方々なのです。
米津玄師さんの「死神」は落語の演目からきている
人気アーティストの米津玄師さん(34)の11thシングル「Pale Blue(パールブルー)」のカップリングに収録された「死神」は、古典落語の「死神」という演目をモチーフにして作られた曲です。
古典落語の「死神」は、「ああ消える」と言う言葉を残して倒れこむオチが非常に有名な演目ですが、この曲をきっかけに落語に興味を持った方も多いようです。
実際、噺家の方が様々な形で演目の内容を交えた曲の解説をするなど、現代と古典の「芸能」を結びつける素敵な橋渡しとなっています。
そんな落語がサブスクに
落語といえば「寄席」に足を運ぶものというイメージがあるかもしれませんが、実はチケット販売で有名なぴあが2023年から運営している「ぴあ落語ざんまい」では、3000本もの高座の映像をオンデマンド配信で見ることができます。

月額料金は税別990円です。
公式サイトのランキングや演者の顔触れを参考に登録を検討してみるのも良いかもしれませんね。
ぴあ落語ざんまい公式サイト:https://rakugo-zanmai.pia.co.jp/