『ガラスの城』や『聖ロザリンド』などで知られる漫画家、わたなべまさこ(本名・渡辺雅子=わたなべ・まさこ)さんが3日午前0時38分、老衰のため死去しました。97歳でした。13日午前8時45分には公式X(旧Twitter)が更新され、逝去の報告とともに、生前にご本人から預かっていたというメッセージが公開されました。この中で関係者への感謝の言葉とともに「私の胸には幾つもの思い出が宝物のように輝いて光を放っています」と自らの人生を回想。「寂しい時は、私はパリにいるとでも思ってくださいね。またねー」と結ばれた投稿のコメント欄には、ファンから追悼の言葉が溢れています。
わたなべまさこさんのコメント全文
公式Xで公開されたわたなべまさこさんのメッセージの全文は以下の通りです。
| わたなべまさこさんからのメッセージ |
| 皆様へ
私からこんなふうにお伝えするのも不思議な感じですが、
今まで私に関わってくださった多くの方々、
応援してくださったファンの皆様、
お仕事でお付き合いのあった方、
身の回りのお世話をしてくださった方、
イリーゼの優しいスタッフたち、
看護師のFさんSさん、
弟妹はじめ家族のみんな、
本当にありがとうございました。
私のまわりにはいっぱい愛があったこと、とても感謝しています。
『まんがと生きて』あっという間の人生でしたが、
私の胸には幾つもの思い出が宝物のように輝いて光を放っています。
ひと足お先に失礼しますが、
向こうにはたくさんの大事な方々が待っており、
主人とも久しぶりに会えると思っています。
以前訪れたパリの写真はずっと私のデスクにおいてあったものです。
寂しい時は、私はパリにいるとでも思ってくださいね。またねー。
わたなべまさこ
|
SNS「これからも大切に読み返します」の声も
わたなべまさこさんの逝去を受け、公式Xにはファンからはその功績を称える声とともに、追悼の声が多数寄せられています。
SNS上の反響まとめ
SNS上の反応
- 哀悼・追悼 (60%)
- 感謝・思い出 (30%)
- 作品への言及 (10%)
| 「可愛い絵柄なのに怖い」記憶に深く刻まれる名作たち |
| 全体の多くを占めたのが『ガラスの城』や『聖ロザリンド』など代表作への思い出です。「美麗な絵柄と残酷なストーリーのギャップに惹き込まれた」「子供の頃のトラウマ級の恐怖だった」と、唯一無二の作風が読者の心に強く残っていることが窺えます。親から子へ世代を超えて読み継がれているという声も目立ちました。 |
| たくさんの愛と感動をありがとう!感謝と追悼のメッセージ |
| 「初めて読んだ漫画が先生の作品だった」と思い出を振り返る方も多数。「たくさんの素敵な作品をありがとうございました」「これからも大切に読み返します」と、長きにわたる創作活動への深い感謝と、心からのご冥福を祈る声が続々と寄せられています。 |
| 「パリでゆっくりお休みください」粋な最期の言葉に温かい反響 |
| 「寂しい時はパリにいると思って」というご本人の遺したメッセージに対し、ファンからも「今はパリでご主人とのデートを満喫されていますね」といった言葉が寄せられています。「またねー」という明るい結びの言葉に、人生を全うされた先生の温かく素敵な人柄を感じ取り、笑顔で見送ろうとする愛に溢れています。 |