和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は23日、中国への返還が決まった全4頭の雌のジャイアントパンダについて、帰国日が6月28日に決定したと発表しました。
上野動物園の2頭のみ
現在、和歌山では24歳の良浜を筆頭に結浜(8歳)、彩浜(6歳)、楓浜(4歳)が飼育されています。返還後、国内で飼育されるパンダは上野動物園(東京都台東区)の2頭のみとなります。
SNS上の感情
アドベンチャーワールドのパンダの中国帰国日が決定したことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「哀」(約6割)
- 「怒」(約2.5割)
- 「喜楽」(約1.5割)
主な「怒哀」の声(約8.5割)
「決まっちゃったのか」
「政治利用された動物」
主な「喜楽」の声(約1.5割)
「のんびり過ごせてた」
「アドベンチャーワールドはすごい」
まとめ
今回の分析ではアドベンチャーワールドのパンダの中国帰国日が決定したことについて、「担当者の気持ち思うとつらい」と飼育員に思いをはせる投稿も見られました。一方で、「パンダ外交を行っている元凶」と政治利用への懸念もありました。
ライターコメント
アドベンチャーワールドは1994年、ジャイアントパンダの保護に関する共同プロジェクトを中国側と開始し、雄の永明など2頭が来園。永明は良浜との間に結浜、彩浜、楓浜を含む10頭、別の雌との間に6頭の子をもうけました。永明が2023年に帰国して以降、アドベンチャーワールドで暮らすパンダは雌だけになっていました。SNSでは「駆け込みでアドベンチャーワールド行ってきました」と別れを惜しむコメントも数多く寄せられました。