価格高騰で小売の「コメ」売上が2倍に!

By - emogram編集部
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ビッグデータプラットフォームを運営するTrue Data(トゥルーデータ、東京都港区)は28日、独自の統計データをもとに調査したドラッグストア、食品スーパーの4月の「コメ」の売上金額が前年同月に比べ約2倍になったと発表しました。

同社調べによれば、「コメ」の売上金額は、食品スーパーで前年同月比93.9%増え、ドラッグストアで99.2%増加しました。一方、売上個数は、食品スーパーで12.9%、ドラッグストアは8.7%の増加にとどまっており、単価の上昇により売上金額が大幅に伸びたことが浮き彫りとなりました。

5キロの平均価格は4214円

農林水産省は5月12日、全国のスーパーで4月28日~5月4日に販売されたコメ5キロ当たりの平均価格が4214円だったと発表しました。過去最高値だった前週より19円安く、18週ぶりに値下がりに転じました。

小泉進次郎農林水産相は27日夜、随意契約で放出する政府備蓄米について、約70の事業者から20万トンを超える申し込みが殺到したことを明らかにしました。

2022年産が予定した全量に達する見込みとなり、農林水産省は27日夜に受け付けを休止しました。

残り10万トンの2021年産は中小のスーパーや米穀店に売り渡す方針としており、早ければ30日に受け付けを再開する見込みです。2021年産の税抜き店頭価格は5キロ当たり1800円程度になる想定としています。

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