女優の今田美桜さん(28)がヒロイン若松のぶを演じるNHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜前8・0)の第53回が11日、放送され、のぶの幼なじみ、柳井千尋(中沢元紀さん)が海軍少尉になって兄・嵩(北村匠海さん)の前に現れる展開に多くの視聴者が悲鳴をあげました。
戦況が厳しさを増す中、いよいよ千尋退場のフラグが立ちました。
「見ての通りだ。兄貴は伍長殿か」
昭和19(1944)年、乙種幹部候補生試験に合格した嵩は伍長になっていました。
ある日、そんな嵩のもとに1枚の手紙が届きます。送り主は千尋で、弁護士になることを目指し京都帝大に進学したはずの千尋が海軍少尉になっていました。状況がつかめず動揺する嵩。手紙には「今度の土曜、小倉で会おう」と書かれていました。
その後、約束の場所に行くと、白い海軍の制服を着た千尋がやってきました。「お前、本当に海軍さんになったんだな」と尋ねる嵩に、千尋は「見ての通りだ。兄貴は伍長殿か」と答えました。弟の凛々しい姿を見た嵩はただ圧倒されるばかりでした。
SNS上の感情
千尋が海軍少尉になって嵩の前に現れたことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
- 「怒哀」(約8割)
- 「喜怒」(約2割)
主な「怒哀」の声(約8割)
「この再会の意味を考えると今からもう見ていられないほどに切なくなる」
「千尋はここで戦死してしまうのか」
「千尋は正義感が強くていつも人のためにと考えてる人だから、分からなくもない」
「法律で弱い人を守りたい千尋がどうして海軍に」
「嵩が階級が上がったと思った矢先に千尋は少尉に」
主な「喜楽」の声(約2割)
「お互いに複雑な思いはあるだろうが仲の良い兄弟」
「優秀な弟に劣等感を覚えながらも兄はやっぱり優しい」
「2人とも複雑な環境で育ちながらも優しい兄を弟は慕う」
「続きが気になる」
「仲の良い兄弟がともに生き延びてほしい」
まとめ
今回の分析では、千尋が海軍少尉になって嵩の前に現れたことについて、「千尋くん、もう地獄見てきたような目してた」「海軍少尉の制服、かっこいいけどつまりこれは…」と悲鳴が上がりました。
ライターコメント
今週は女性陣の出演がほぼなく、入隊した嵩たちを中心に物語が進行していることから、SNSでは「男だらけの朝ドラ週。生きて帰ってきてほしい。ただそれだけ」と願う声が相次いでいます。