【夏の城崎、ほんまにめっちゃええんよ】
こんにちは。大阪市出身、城崎温泉に移住してきたまみこです。
「城崎って、やっぱり冬の温泉とカニのイメージやんな〜」って、よく言われるんですが、実際に住んでみたら、夏の城崎もびっくりするくらいええとこやったんです。
今日は、そんな「冬だけじゃない! 夏の城崎の魅力」を、私の目線でゆるーく紹介していきます。
夢花火―毎晩5分だけのごほうび時間
夏の城崎に来たら、ぜひ見てほしいんが「夢花火」。

今年は【7月30日(水)~8月22日(金)】の平日限定開催(※8月11〜15日はお休み)で、毎晩21時から5分間だけ、温泉街のすぐ近くで花火が打ち上がるねん。
「えっ、たった5分だけなん?」って思うかもしれへんけど、これがほんまに贅沢な5分間。
外湯めぐりして、川沿いを浴衣姿でそぞろ歩き。
ふと空を見上げたら花火がぱっと咲く…
なんかね、「あぁ、今日も幸せな一日やったなぁ」って、静かに感じられる時間なんです。
そして、8月22日(金)はもっと特別!!
花火の前に、「城崎温泉 灯篭流し」があるんよ。

願いごとを書いた灯篭が大谿川(おおたにがわ)に流れていくんやけど、その景色がほんまに幻想的で…。
灯りが川面にゆらゆら揺れて、そこに花火が重なる瞬間は、一年でいちばん城崎が美しく見える夜やと思います!
夏でも気持ちええ、〝ぬるま湯〟の温泉
城崎温泉のお湯って、ちょっと熱めで有名なんやけど、実は夏の期間は「ぬるま湯」が登場しているんです!
「一の湯」と「御所の湯」っていう観光客の方に人気の外湯が、夏はちょっと温度下げてくれていて、暑い日でもめっちゃ気持ちよく入れるんです。

外湯めぐりって、実は夏でもぜんぜんアリ!
外湯めぐりを楽しんだあとに温泉街でソフトクリームを食べるもよし、夢花火を見るもよし、後で紹介する竹野浜で泳いだあとに温泉でほっと一息つくのも、めっちゃおすすめやで。
竹野浜海水浴場―こんな海、近くにあったんや!
城崎温泉から車で20分ほど走ったところにある「竹野浜海水浴場」も、夏の城崎の楽しみのひとつ。

ここね、ほんまに海がめちゃくちゃ綺麗なんよ!!
水質は沖縄と同じランクって聞いて、びっくりしました。
白い砂浜と、透きとおった海。
足元が見えるくらい澄んでいて、ちょっと潜ったらお魚が泳いでいて!
「えっ、ここ関西やんな?」ってなるくらいの透明度です。
「沖縄はちょっと遠くて行かれへん…」って人でも、大阪からやったら日帰りでも行ける距離やから、関西に住んでる人にはほんまにおすすめしたい場所。
泳いで遊んだあとに、また城崎に戻って温泉に入って、夜は花火。
そんな贅沢な夏の1日が城崎なら過ごせるんやで~!
夏の城崎で、ふっと心がほどける時間を
移住して気づいたこと。それは、城崎って、冬だけちゃう。夏もほんまにええとこやってこと。
夢花火の5分間、川に灯篭が流れる幻想的な夜、ぬるま湯のやさしい温泉、そして竹野の海。
どれもこれも、心がほどけるような、そんな時間を過ごせます。
この夏はぜひ、浴衣を着て、ゆったりと城崎の町を歩いてみてな~。
きっと、「あぁ、また来たいなぁ~」って思ってもらえるはず!
ほな、また次回をお楽しみに。
(不定期連載)
【プロフィル】まみこ
大阪市出身。大学時代、ミスゆかたコンテストで準グランプリを獲得し、10代目城崎温泉観光大使を務める。大学卒業後は呉服屋に就職し、その後ライブ配信(ライバー)で独立。2023年3月、兵庫県豊岡市の地域おこし協力隊として城崎温泉に移住。現在は地元企業と連携し、温泉ゆかたのレンタル・販売店をプロデュースしたり、SNSで城崎の暮らしを発信したりしている。
Xアカウント:@mamiko_onsen
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