米大リーグのマリナーズなどで通算3089安打を放ち、アジア人で初めて米国野球殿堂入りしたイチローさん(51)=本名鈴木一朗=が27日(日本時間28日)、野球の聖地であるニューヨーク州クーパーズタウンで開かれた表彰式典に出席し、英語でスピーチを行いました。
スピーチ後に「イチローコール」
スーツ姿で登壇したイチローさんはデビュー当時を振り返り「信念を貫けば乗り越えられる。私の義務は開幕日から162試合目まで同じ情熱でプレーすることだと思っていた」と語りました。
日本人メジャーリーガーの開拓者、野茂英雄さん(56)にも言及し「私を含む多くの人の刺激になった」と感謝。スピーチ後には「イチローコール」が起こりました。
SNS上の感情
イチローさんが英語でスピーチを行ったことについて、SNSでは投稿が相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果は以下の通りです。
主な「喜ぶ」声(75%)
「素晴らしいスピーチ」
「同じ時代を生きてプレーを見ることが出来たのは本当に幸せ」
「レジェンド」
主な「楽しむ」声(20%)
「イチローイズムがさく裂」
「英語を話せるのは当たり前」
「才色兼備の奥さまの支えもあったからこそ」
主な「哀しむ」声(5%)
「野茂がいなければイチローの渡米はもっと遅れたかなかったかも」
「政治家はこのスピーチを見習うべき」
「野球界だけみてると輝かしい日本」
まとめ
今回の分析では、イチローさんが英語でスピーチを行ったことについて、「心のこもったさすがスーパースターのスピーチ」「日本人ファンには特に刺さった」と評価する声が相次ぎました。
ライターコメント
米野球殿堂入りはメジャーで10年以上プレーし、引退から5年が経過した元選手らが対象となります。全米野球記者協会に10年以上在籍する記者の投票で75%以上の得票が条件で、イチローさんは99・7%でした。SNSでは「リアルタイムで観てきた世代の人にとっては一緒に足跡を振り返ることができて感動的だった」と指摘する意見も見られました。