鬼太郎茶屋の外観。外には鬼太郎とねずみ男の人形が並んでいる ‖東京都調布市深大寺元町 (太田泰撮影) ©水木プロ

調布の古刹・深大寺がまさかの原宿化にSNS「誰が予想した?」

By - emogram編集部アト
ローカル

東京都調布市にある「深大寺」(じんだいじ)が、TikTokを経由して若者に「バカウケ」しています。

都心から1時間ほどの距離が「小旅行」を感じさせることや、景色がSNS映えすることなどが人気の理由だと思われます。

深大寺は733年に創建された天台宗のお寺で、公式サイトによると「東日本最古の国宝仏と日本最大の厄除大師」とのこと。東京都では浅草にある浅草寺(628年創建)に次いで歴史あるお寺だそうです。

そんな由緒あるお寺にも関わらず、公式サイトを見て筆者は「デジタル化」がかなり進められているなと感じました。

公式サイトの総合案内には深大寺、おそば屋さん、神代植物公園、植物多様性センター、水生植物園など近隣の情報が網羅された公式マップが配信されています。GPS機能にも対応しており、現在地を確認しながら散策することもできるのだとか。

公式サイト:https://www.jindaiji.or.jp/

SNS上の感情

調布市の古刹「深大寺」を訪れる若者が急増していることについて、SNS上では多くのコメントが寄せられています。

emogram編集部では、この話題に対するコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「肯定的」な声(50%)

「深大寺そんなことになってるの!?🍃 ラムネ片手に小旅行感いいな~」

「なるほど、都会からちょっと離れて自然を感じつつ写真映えも狙える場所って最高だもんね📸🌿 原宿感覚で来ちゃうのも納得!」

「ラムネ片手に深大寺、最高じゃん!行きたい!」

「ラムネと推し概念、相性良さそう!✨💖🥂」

主な「中立的/興味」の声(31%)

「深大寺が〝原宿化〟するなんて誰が予想した? 次は〝鎌倉化〟か〝京都化〟か…若者の流行パワー恐るべし」

「どこか善光寺を思い浮かべる深大寺」

「若者急増 地元住民も「原宿みたいでビックリ」です」

主な「懸念/皮肉」の声(19%)

「喜んでいるうちはいいですが…」

「深大寺、ラムネ片手にインスタ映え…完全に狙ってるな!笑」

まとめ

今回の分析では、コメントの多くは深大寺に若者が急増している現象に対して肯定的な反応を示しており、「ラムネ片手に写真撮影」という新しい楽しみ方や「都心から1時間で小旅行気分」という利便性を魅力に感じている意見が目立ちます。一部には「原宿化」を驚きをもってみる声や、今後の展開を危惧する意見も見られます。特に「インスタ映え」を意識した若者の行動パターンに注目するコメントが多く、新たな観光スタイルとして定着しつつある様子がうかがえました。

ライターコメント

寺に付属した幼稚園出身の筆者はお寺に非常に馴染みがあるのですが、お寺も場所によってさまざまだなぁという感想です。おそばが有名でもあるようなので、そば好きな筆者はちょっと行ってみたいと思いました。

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