7月18日より渋谷で開催中の「恐怖心展」。
みなさんはもう行かれましたか?
本展示は「恐怖心」に関する展覧会となっており、連日大賑わいとなっています。
実際に行ってきました!
※ここから「恐怖心展」の写真が出ます。苦手な方はお気を付けください。
以前、記事でも取り上げてから、ずっと気になっていた恐怖心展に先日とうとう行ってきました。
「恐怖心」にフォーカスを当てた展示、どのようなものが展示されているのかドキドキわくわくしながら足を踏み入れたのですが、想像していたよりも恐怖を煽られるような雰囲気で、最初の通路からドキドキしながら歩みを進めました。

展示は4種類あり、「存在」「社会」「空間」「概念」それぞれに対する「恐怖」が展示されています。
有名なものだと「集合体」「高所」「先端」から「夢」「幸せ」「時間」など、「そこに恐怖心を感じる人もいるのか…」と思うような内容まで、様々なものが展示されていました。

筆者が一番「恐怖心」を感じたもの
筆者が明確に自覚している「恐怖心」は「集合体」だけだったのですが、今回の展示で意外といろいろなものに反応することに気付きました。
まずは「音」。
展示物の中に電話が置かれており、定期的にコール音が鳴り響いていましたが、聞こえるたびに体がこわばっていくのを感じました。さらに、咀嚼音や子供の泣き声が流れているヘッドフォンが用意されているブースもあり、どちらも耳に当ててすぐに「これ無理だ!」と外してしまいました。
大きい音が苦手な自覚はありましたが、咀嚼音や電話の音までも無理だとは気付いていなかったので新たな発見となりました。
そして、「蜘蛛」。
実は虫の中で一番苦手なのが蜘蛛です。
ちなみに、実際に存在する蜘蛛はもちろん、ゲームなどで登場するデフォルメされた蜘蛛を見るだけで「うわっ!」と叫ぶくらい苦手です。
蜘蛛に対する苦手意識は筆者の特例だと思っていたんですが、同じように嫌悪感を感じる人がいると知り、「恐怖」の対象の一つであると自覚できました。
今回の展示の中で、とりわけ筆者が恐怖心を強く感じたのが「巨大物」。
展示物の中に「巨大物」に関する写真があり、それを見たときにぞわぞわと湧き上がる恐怖心を覚えたことが一番記憶に残っています。
2種類の写真があり、一つは大きい船、もう一つは「ベージュ洞窟」という名前で呼ばれているものです。
船は比較対象となるものが写真内になかったのでまだ大丈夫だったのですが、洞窟の方は、写真内に一緒に人が写っていて、その洞窟のあまりの大きさに対して、得も言われぬ恐怖を覚えました。
最後には「恐怖心」そのものに対する展示もあり、全体の展示はかなりのボリュームで、満足感がすごかったです。
終了後にはグッズの販売所もあり、思わずパンフレットを購入してしまいました。
パンフレットの中身も実際に展示されていたものと、パンフレットにしか載っていない「恐怖心」があり、かなり読みごたえがありました。
さらには「展示物ガチャ」というものもあり、写真で展示物のどれかが持ち帰れるというものでした。筆者は「微生物」「夢」に関する展示物だったのですが、これがもし自分が恐怖心を感じるものだったら持って帰れなかったかもな、などと思いました。
まとめ
「恐怖心展」のリポート、いかがだったでしょうか。
筆者としては、総合的にかなり満足度の高い展示会だったな、という印象です。
ここで紹介した展示物はほんの一部なので、気になる方は実際に会場に行くことをおすすめします。
本来は8月末までの開催予定でしたが、人気沸騰で、9月15日まで開催期間を延長されているので、ぜひ足を運んでみてください。
自分ですら分かっていなかった新たな「恐怖心」に出会える機会かもしれませんよ。
会場は東京・渋谷のBEAMギャラリーで、チケットは税込みで2300円です。
公式サイト:https://kyoufushin.com
※展示物の一部はフィクションです。