お土産に虎屋の羊羹、「喜び」「ガッカリ」でSNSさまざまな声

By - emogram編集部・いしかわ
トレンド

「虎屋の羊羹(ようかん)」といえばお土産として有名ですが、「謝罪の気持ちを込めて贈る」という慣習や文化的な意味合いもあるとされています。

格式高く、重厚な見た目をしていることから「事態を重く受け止めている」という気持ちが相手に伝わるほか、創業約500年の歴史を持つ老舗・虎屋の羊羹を贈ることは「最高の誠意を伝えたい」という贈り主の気持ちが込められているといわれています。

若い世代では反応が別れる

21日、朝からXで「虎屋の羊羹」「とらやの羊羹」というワードがトレンド入りしました。

理由は、とあるXユーザーがお土産に「虎屋の羊羹」をもらったところ不満をあらわにし、投稿を見た他のユーザーの間でさまざまな議論が交わされたからだと考えられます。

現在、元の投稿は削除されましたが、タイムラインを見ていると、羊羹に使われるあんこが若い世代には「重い」「甘すぎる」と苦手にしている人がおり、洋菓子やスイーツに慣れ親しんできた人にとっては独特な甘さや食感が合わないと感じている人もいるようです。

SNS上の感情

突如Xに出現した「虎屋の羊羹」「とらやの羊羹」のワードに対し、SNSでは老若男女さまざまな声があふれていました。

emogram編集部では、この話題に対してSNSに寄せられたコメントの感情を独自に分析し、ポジティブとネガティブの比率を割り出しました。

感情分析の結果は以下の通りです。

主な「ポジティブ(感動・称賛)」の声(70%)

「日本の物をプレゼントしてくれるだけで何でも嬉しい!その気持ちが嬉しい!」

「虎屋の羊羹はマジであんこが別物なのでもし食べる機会があれば一口でも食べてみる事をオススメします」

「虎屋の羊羹なんて、なんて気の利いたお土産かと。しかも、ミニサイズのだなんて、心遣いに感謝でしょ」

「気の利いたお土産」

「貰って嬉しいものナンバーワンです。1キロ(18本入り)の重さのものを日本から運んで最高級のモノだと思います」

主な「ネガティブ(批判・同情)」の声(30%)

「虎屋の羊羹が高級なことは分かってはいるが羊羹が苦手なわたしは喜べない」

「虎屋の羊羹は『なんかやらかしたな?』用途になってる人は貰うときの気分が微妙」

「文句つける人はきっと何にでも文句つける」

「本当にアホみたいな浅い奴らが、上っ面で日本の伝統文化を批判するのには頭にくる」

「保存効いて懐かしい日本の味だからじゃないの? 何より人様から物を貰ってこんなに怒る神経が理解できない」

まとめ

今回の分析では、「虎屋の羊羹」をもらって嬉しいものだと認識しているコメントが多く、中には使っているあんこが美味しいから食べてみてとお勧めしている声もありました。一方で、もらっても嬉しくないという声やもらったお土産に対して文句を言っているXユーザーに対して怒りの声を上げている人もいました。

ライターコメント

筆者もどちらかというと洋菓子のほうが好みで、あんこはちょっと苦手なのですが、たまに知り合いからもらう和菓子のあんこは甘さが控えめでちょうどよく、その和菓子だったら食べられることを今回の話題を見て思い出しました。しかし、いくら苦手だからといってもお土産を持ってきた人に対して露骨に不満をあらわにするのはどうかと思いました。皆さんはどう思いましたか?

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