9月8日、約3年ぶりに日本全国で皆既月食を見ることができそうです。
今回は、9月7日の夕方に昇った満月が8日に日付が変わった午前1時27分に欠け始めます。完全に月が地球の影に入る皆既は2時30分から3時53分まで。その後4時57分に部分食が終わります。
2日の各種SNSでは、「皆既月食」が一時トレンド入りしました。
皆既月食とは
国立天文台によると、月食とは「太陽-地球-月が一直線に並ぶとき、つまり、満月の頃だけに起こる現象」だといいます。
さらに、地球の影には「本影(太陽光がほぼさえぎられた濃い影)」と「半影(本影を取り囲む薄い影)」の2種類があり、月がどちらの影に入り込むかによって月食の呼び方が変わるそうです。
今回話題になっている皆既月食は「本影食」の方で、月の全てが本影に入り込む現象のことを言います。
前回、日本で皆既月食が観測されたのは2022年11月8日でした。この日は天候に恵まれ、月食の始まりから終わりまでを全国で見ることができました。
SNS上の感情
9月8日に皆既月食を観測できる可能性があることについて、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上の感情を独自に分析しました。
感情分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「期待・楽しみ」の声(45%)
「楽しみです!今から予定を空けておきます」
「月食は3年ぶりなんですね!子供と一緒に観察したいと思います」
「夜空を見上げるのが楽しみ。カメラの準備もしておこう」
「今回こそは見逃さないようにしよう。前回は雲に阻まれた…」
主な「懸念・心配」の声(20%)
「関東でも見られるのかな? 天気が心配」
「夜遅いから子供は無理かもしれない。残念」
主な「感動・神秘」の声(25%)
「月食は地球の影が月にかかる瞬間、宇宙の神秘を感じますね」
「前回見た時は感動で言葉を失いました。また見たい」
「赤銅色に染まる月は本当に美しい。自然の芸術ですね」
主な「情報共有」の声(10%)
「観測のベストタイムは20時から22時頃だそうですよ」
「皆既月食の撮影のコツは露出を少し明るめにすることです」
まとめ
今回の分析では、多くのユーザーが観測を楽しみにしている様子が見られました。一部は天文現象に対する感動や神秘を語り、自然の神秘さを実感するコメントが目立ちます。さらに観測条件や時間帯についての情報交換も見られます。一方で、天候を心配する声や、特定の地域での観測可能性について質問するコメントもあります。全体として天文現象への関心と期待が高いコメントが多く見られました。
ライターコメント
こういった天体観測の話はいつも楽しみに思うのですが、つい忘れて寝てしまうので、今度こそ見てみたいなと思います。