富士山

富士山、静岡県の「入山料」収入4億円の多寡にネット上の反応は?

By - emogram編集部
喜怒哀楽

静岡県は16日、今年の登山シーズンから徴収を始めた富士山の入山料収入が約4億円になる見込みだと発表しました。人件費や安全対策などに充てられます。県は今年から無計画な登山の防止を目指し、入山料の徴収や午後2時以降の入山規制を始めました。

県によると、今年の静岡側からの入山者は約10万3千人。軽装での登山や夜通し登る「弾丸登山」などの防止を目指して、今季から1人4千円の入山料の徴収と午後2時~翌午前3時の入山規制を実施しました。

なお、富士山の登山道は10日に冬季閉鎖されています。

SNS上の反応

静岡県が、今年の登山シーズンから徴収を始めた1人4000円の富士山の入山料収入が約4億円になる見込みだという発表に対して、SNS上ではコメントが相次ぎました。

emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。

分析の結果、コメントは以下のように分類されました。

主な「値上げ要望」(38%)

「まだ安い。5万くらい取っていい」

「4000円は安い」

「安すぎるやろ」

「値上げ希望!!富士山にはそれだけの価値がある」

「もっと入山料を取るべき」

主な「外国人に対する別価格要望」(30%)

「外国人は30,000円にしましょう」

「いいと思う。外国人との差もつけた方がいい。 日本の富士山なんだから」

「日本人なら一万円。外国人は30万円。これ位は取って欲しい」

「日本人はタダにして、外国人を10倍にしたらいい」

「外国人観光客の入山料は5万円位取っても良いと思う」

主な「罰則・救助費用徴収要望」(16%)

「遭難時の救助費用もとりましょう」

「閉山時に富士山に登った輩は罰金100万円、閉山中遭難者は無視。そこまでやったら、えぇんちゃう?」

「救助も有料にしましょう」

「レジャーでの山と海と川は救助費用も実費にしろ。自分で行ってるんだから自己責任で実費が、当たり前だよなぁ」

「違反者の罰金を100万円に!」

主な「規制強化を支持する声(12%)

「着実に成果が出てますね。今後はしっかりしたゲートを整備して、装備・服装チェックを厳しくしましょう」

「予約制にすべき」

「なかなかに厳しい規制だと思ったのだけどそれでもまだこれだけ登るのか。そして救難もあるのね。もっと強化していきましょう」

「閉山中に登る輩もいるからそこに対してどうするかですよね」

「入場ゲートをもっとしっかり作る」

「その他」の声(3%)

「トイレ・ゴミ処理・自然保護費用・登山道維持等のインフラ費用、遭難者救助費用をひっくるめたら、赤字です!!!」

「自由な富士山返してくれ」

「富士山が金のなる山に変わって嬉しい」

「ちゃんと自然保護に使うんだよね?」

まとめ

今回の分析では、静岡県が、今年の登山シーズンから徴収を始めた1人4000円の富士山の入山料収入が約4億円になる見込みだという発表に対して、富士山の環境保全や安全確保のための規制強化と費用徴収を支持し、さらなる強化を求める意見が大半を占めていました。

ライターコメント

静岡県が今季から徴収を始めた1人当たり4000円の入山料がもたらした効果について、静岡県では「夜間の登山者や遭難救助の件数が減り、一定の効果があった」と見ています。現在の料金設定についてSNSでは「安すぎる」「もっと取ってよい」とする声が多数投稿されていました。

>富士山噴火なら新宿に降灰5センチでインフラ停止も、被害想定CG公開にSNSも震撼

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