夏帆さん(34)と竹内涼真さん(32)がダブル主演を務める連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系、火曜午後10時)の初回が7日に放送されました。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ」とは
2023年から「comicタント」(ぶんか社)で連載されている漫画家、谷口菜津子さんの人気同名漫画を原作に、「料理を作る」というきっかけを通じて、当たり前と思っていたものを見つめ直し成長していく「再生ロマンスコメディー」です。夏帆さんは献身的で料理上手な山岸鮎美を演じ、竹内さんが鮎美の彼氏、海老原勝男役を演じます。
一言居士のビジネスマン
都心で働くビジネスマンの勝男は、「女の幸せは、家で料理を作って愛する人の帰りを待つこと」という古い価値観を持ついわゆる「亭主関白男」。好きな料理は同棲中の彼女、鮎美が作る筑前煮です。
しかし、毎日手の込んだ鮎美の手料理を食べては、「強いて言うなら、おかずが茶色すぎるかな」など、何にでも自分の意見を一つ言ってみなくては気がすまない「一言居士」の性格です。
プロポーズをあっさりフラれる
ある日、勝男は入念な準備をしたうえで、鮎美にプロポーズを決行しますが、鮎美に「んー、無理」と、あっさりフラれてしまいます。
仕事も容姿も完璧、鮎美とも仲良くやっていたはずの自分がなぜフラれたのかと落ち込みながらも、新たな恋を求めて合コンへ出かける勝男が、話せば話すほど、自分を好意的に見ていたはずの女性陣が、自分から引いていくのを感じていきます。
思い悩む勝男は、会社の後輩からの提案で、いつも鮎美が作ってくれた筑前煮を作ってみることに。すると、自分にもできると思い込んでいた料理があまりに難しく、手間のかかる作業だったことを知ることになります。
一方、別れた後の鮎美は、見慣れない仲間たちと何やら不穏な場所にいて…という展開でした。
SNS上の反応
7日に初回が放送された連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」に対して、SNS上ではコメントが相次ぎ寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは以下のように分類されました。
主な「面白い」という声(85%)
「竹内涼真がすごくハマってて良かったです。勝男はだいぶイライラしたけど、愛らしさもあって応援したくなる感じでした」
「久々に面白いドラマに巡り会えた気がする。イケメンで完璧なのに残念な役がお似合いでした(良い意味で)」
「面白かったです。竹内涼真さんコメディタッチもよくお似合い、化石男でイタい役もいい味だしてました」
「見たら面白くて裏のNHKのドラマ見るの忘れてしまいました(笑)。主役の二人がお上手」
「これはビックリ 面白い 舞台楽屋がイマイチだったから期待しなかたったが 引き込まれた」
主な「社会問題への共感」の声(10%)
「妻という立場になってから、女性が当たり前のようにご飯を作る係になっている事に物凄く違和感を感じる」
「外でも働き、家帰ってきても家政婦みたいに働かされる。毎日イライラして過ごす。家のことを男がやるとやたらと称賛される世の中だけど、女が同じ家事してもなぜか当たり前感」
「料理って カップル間では 割とシビアな問題かも」
「この令和の時代にはいいドラマ。女が料理できて当たり前じゃないので、観ていてすっきりします」
「疲れた日に、あと何十回、何百回、何万回?作るの?と嫌になる日がある」
主な「なんか違う」の声(5%)
「リアタイで見たけど合コン散会と同時に離脱。こんなもん今ドキ女子へのおべっかドラマやし、先の展開が見え見え過ぎて、竹内涼真の半笑いにも胸やけした」
「原作読んでるけど鮎美は夏帆じゃないような」
「今いるの?昭和一桁みたいなやぁつ」
まとめ
今回の分析では、7日に初回が放送された連続ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」に対して、視聴者からは非常に好意的な反応が寄せられています。竹内さんの演技に対し、時代錯誤の「化石男」役がハマっているという意見が多く見られました。ドラマの内容に対しては「女性が料理するのが当たり前」という考え方に疑問を投げかける現代的なテーマが共感を呼んでいます。一方で、家事・料理の分担に関する社会的な問題提起として捉えている視聴者も多く、「女性が家事をするのが当たり前」という考え方への違和感のほか、共働き家庭における家事分担の不平等さに対するコメントも散見されました。
ライターコメント
初回放送面白かったです。筆者もよく行く高円寺でのロケが多く、おお、これはあそこかと口走りながら見ていました。2話目以降も高円寺のどの場所が登場するのか、展開だけでなく、そちらも楽しみです。