俳優の妻夫木聡さん（44）が主演を務めるTBS系の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」（日曜午後9時）の第1話が12日、15分拡大で放送されました。仕事で挫折した税理士、栗須栄治（妻夫木さん）が、ある出来事ことから競馬の世界に足を踏み入れるストーリーが描かれ、第1話はXでトレンド首位となるなど大きな話題となりました。
第1話
大手税理士事務所に勤める栗須は、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい、希望を見出せなくなっていました。
そんなとき、人材派遣会社「ロイヤルヒューマン」の人事統括部長、山王優太郎（小泉孝太郎さん）から競馬事業部の実態調査を依頼されます。
同社は優太郎の父、耕造（佐藤浩市さん）が一代で築き上げた会社ですが、優太郎は父が推し進めて赤字が続いている同部署の撤廃をもくろんでいました。また、耕造の妻、京子（黒木瞳さん）も競馬事業を毛嫌いしていました。
セリ会場に向かう栗須
ある日、栗須は耕造と会うため、指定された北海道のセリ会場へ赴きます。
約束の時間に遅れて到着すると、会場では耕造がどうしても手に入れたかった新馬を、ライバル馬主の椎名善弘（沢村一樹さん）が競り落としていました。
初めて見たセリの光景にあ然とする栗須を横目に、耕造は遅刻を叱責しましたが、その後の馬主業務につき合わせ、自身が所有する1頭の愛馬を紹介します。
これまで競馬とは縁のない生活を送っていた栗須にとっては驚くことばかりで、今は北海道で実家のファームを手伝う元恋人、野崎加奈子（松本若菜さん）と思わぬ再会も果たすことになります。
調査を終え、予定どおり競馬事業部撤廃のための報告を行った栗須は、あることが気になって加奈子に連絡。競走馬の世界の現実を聞かされショックを受けます。
そんな耕造や加奈子の馬への熱い思いに、税理士の仕事への向き合い方に悩んでいた栗須は心を突き動かされ、再び北海道へ向かうことになります。そこで馬との触れ合いを通じ、考えが変わることになり、物語が大きく動き出すことになります。
「ザ・ロイヤルファミリー」とは?
競馬の世界を舞台に、夢を追う大人たちが家族や仲間との絆で奇跡を起こす20年の物語。山本周五郎賞とJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の同名小説が原作で、JRAの全面協力により制作されています。
SNS上の反応
12日放送された日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の第1話に対し、SNS上ではコメントが相次ぎました。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。
主な「ポジティブ」の声（73%）
「面白かった!栗須と社長の人柄が好きです」
「初回面白かった!妻夫木くんと佐藤浩市さんのコンビが良すぎる。レースのシーンは臨場感あってドキドキした!ロイヤルファイトを応援したくなった🏇」
「映像の美しさとストーリーの面白さとすべてに引き込まれました 素晴らしいドラマをありがとうございます🥹」
「ドラマを超えたクオリティでロイヤルファイトを応援していた。競馬好きの私が泣きながら観てしまいました。次回も楽しみです」
「1話から引き込まれて最後はロイヤルファイトを応援しながら見てました 競馬初心者ですが社長の馬への気持ちに共感したり感動したり、面白いドラマでした」
「目黒蓮出てこなかったじゃん、って思ったら1話のエンドロールの写真で、軽トラ乗ってた松本若菜の息子の22年後の写真写って伏線回収って、シャレなことするのもいいね」
「競馬はギャンブルだと思ってる人全員に見て欲しいと思った」
「大変だと思うけど毎週レース映像は入れてほしい」
主な「ネガティブ」の声（27%）
「ロイヤルファミリーでお馬さんの年間コストが奥さんにバレて、そのせいで頭抱えてる馬主さんが大量発生してるのは流石に笑う」
「ロイヤルファミリーおもしろかったけどレース映像の編集が、、ヘタくっそ過ぎて…なんで道中でムチ連打してる映像入れんだ?」
「ロイヤルファミリー、やはりめめで話題集めはうーんという感じだ」
まとめ
今回の分析では、12日放送された日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」の第1話に対し、視聴者の反応は非常に好意的で、競馬を題材にしたドラマの面白さ、出演者の演技力、映像美などが高く評価されていました。多くの視聴者が「来週も見る」「毎週楽しみ」といった継続視聴の意欲を示しており、第1話から高い評価を得ていたようです。一方で競馬のレースシーンについて批判する一部の声などがありました。
ライターコメント
今回の放送回はリアタイで見ていましたが、「ザ・ロイヤルファミリー」面白かったです。今クールはどうやらTBSのドラマにツボりそうなものが多く、睡眠時間が削られそうです（笑）。
