テレビ朝日系で放送されている特撮ヒーロー番組「スーパー戦隊シリーズ」が、現在の「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」を最後に終了することが31日までに明らかになりました。これにより、1975年開始の第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」から世代を超えて愛されてきた人気シリーズが、半世紀の歴史に幕を下ろすことになり、SNS上でも嘆き悲しむ声が相次いで投稿されました。
収支が合わず
番組終了は、イベントや関連グッズ、映画化などで得られる収入が番組制作費に見合わないことなどが背景にあるといいます。
同シリーズは、色とりどりのスーツに身を包んだヒーローたちが「レッド」を中心に団結し、敵と戦うスタイルで親しまれてきた長寿番組とも言え、多くの子供たちに夢を与え続けてきました。
「仮面ライダーシリーズ」とともに若手俳優の登竜門としても知られ、映画やドラマの第一線で活躍する松坂桃李さん(37)や山田裕貴さん(35)、横浜流星さん(29)らを輩出してきており、作品数は現在のゴジュウジャーを含め計49作に上ります。
SNS上の反応
「スーパー戦隊シリーズ」の放送が終了するというニュースに対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部では、この話題に対するSNS上のコメントを独自に分析しました。
分析の結果、コメントは大きく以下のように分類されました。

主な「心配・懸念」のコメント(45%)
「おもちゃ屋さんによると、9月時点で次のスーパー戦隊のカタログがまだ届いていないそうです」
「色々理由(景気や少子化など)があるだろうけど、一番の理由は、玩具の売り上げなんだろうなぁ」
「あーあー 子供たちのヒーローはどうなるの❔」
「ママたちの戦隊ヒーロー俳優への推し活はどうなるの❔🤔」
「子どもたちの夢を続ける方法を考えて欲しいです」
主な「提案・建設的意見」のコメント(25%)
「たぶん、怪人が最後巨大したりとか爆風の特撮が制作費かかるんだと思うんだけど、それなら、そうならない方法を考えれば良いのでは?」
「CG使う手もあるし、そもそも巨大化しなくても良いって話もある」
主な「失望・残念」のコメント(20%)
「新作発表きたかな?と思って見たら、まさかまさか…。😖」
「淋しいな… 6人目の戦士が好きだった」
「これから男の子は何を見たらいいの?(泣 プリキュア見る男の子が増えそう・・」
主な「皮肉・不満」のコメント(10%)
「最近は歴代の戦隊に頼る戦い方でうんざりしてたしな」
「おもちゃ玩具売るためのものでしかなかった商売も同様」
まとめ
今回の分析では、「スーパー戦隊シリーズ」の放送が終了するというニュースに対し、玩具販売の低迷が原因ではないかと推測する声のほか、高騰する制作費の課題、子どもたちのためにシリーズを続ける方法を模索すべきだという意見など様々な反応が見られます。また、近年のシリーズ展開に対する不満や、シリーズ終了による子供やファンへの影響を心配する声もありました。
ライターコメント
筆者は、姉妹のため、あまり子供のころに戦隊シリーズを見ることはなかったのですが、よく若手俳優の登竜門と言われるこのシリーズがなくなってしまうのは、寂しいことですよね。今後戦隊ものを見られなくなるということを思うと、かなり衝撃的なニュースだと感じました。












