「15億円…のトイレ…だと…!?」
世界には、想像を絶するお金持ちがいるものです。
競売大手サザビーズが11月18日、米ニューヨークで黄金の便器を競売にかけ、設定価格の1千万ドル(約15億5千万円)で落札されました。
黄金の便器、15億円で落札 18金製100キロ、使用可能 米大リーグ球団オーナー出品https://t.co/rDMdUNaKyN
約100キロの18金で作られ、実際に使用可能。当日の金の価格に合わせた金額で開始され、入札者は1人しかおらず手数料込みの落札額は1211万ドルとなった。
— 産経ニュース (@Sankei_news) November 19, 2025
約100キロの18金で作られ、実際に使用可能な便器
制作者は「アート界のジョーカー」
制作したのは、イタリア人芸術家のマウリツィオ・カテラン氏。風刺的な彫刻などから「アート界のジョーカー」と称される人物です。
バナナをテープで壁に貼り付けた作品でも話題になった人です。
ちなみに、こちらが9億円で売れたバナナ。買ったの誰だよ!(AP=共同)

出品者は大リーグ・メッツのオーナー
ニューヨーク・タイムズ紙によると、出品者は実業家で米大リーグ・メッツのオーナーでもあるスティーブ・コーエン氏。
お金持ちが、お金持ちに売る。桁が違いすぎて、もはやよくわからない世界。
過去には盗難事件もおきた大人気の便器
カテラン氏は2016年に「アメリカ」という作品名で複数の黄金の便器を制作。
そのうちの一つは、2019年に英南部オックスフォード郊外の世界遺産ブレナム宮殿で展示中に盗まれ、発見されていないんだそうです。
しかし100キロの便器、泥棒さんはどうやって運んでしょうね。
SNSの反応…ツッコミが止まらない!!
では皆さんの反応を見てみましょう

【ユーモア/皮肉】
「そもそも💩のことを『黄金』って言うからねぇ」
「金でケツ拭けるなんて勝ち組すぎだろ😤」
「使用可能かよりも使用済みかどうかの方が気になる笑」
「あつ森でDIYした〜✨🚽✨」
使用済み…確かに気になります
【驚き/興味】
「運つきまくりじゃん」
「でっかいぃ ウンコしてみたいぃ♪」
「やっぱベンキマンかっこいいよな」(emogram世代に分かるかどうか…)
ベンキマンはキン肉マンに出てくるキャラクターです
【批判的/懐疑的】
「お金が余りすぎたらこういうことに使い始めるんかな?」
「悪徳金融業の社長の家にありそう」
「金持ちが金持ちのことをする、なぜ?」
「トランプ大統領に贈ったら喜ばれるだろうな」
お金が余って仕方ないんだと思います
【実用的考察】
「金だから薬品(トイレ洗剤)には強そうだけど、物理的な力には弱そう。固いブラシでごしごし擦ると傷がつくんじゃない?」
「どこでケツ洗うんだ??」
「ケツが冷えそうなんだけど」
「ホテル三日月グループの竜宮城に『黄金のお風呂』があるから、驚きもしないわw」
確かに、千葉の「龍宮城スパホテル三日月」には「純金風呂」があるようです…
100キロの18金って、どれくらいの価値?
ちなみに、この黄金の便器の価格についてですが…
オークションは当日の金の価格に合わせた金額で開始されました。つまり、18金100キロの「金としての価値」がスタート価格だったということ。
そして入札者は1人しかおらず、設定価格の1千万ドルで落札。手数料込みで1211万ドルとなりました。
つまり考え方によっては、アート作品としての価値は上乗せされず、ほぼ「金の塊」としての価値で落札されたってこと。
15億円って聞くと「アート作品だから高い!」って思いますが、実は金の価値そのままだった、とも言えるわけです。
ライターコメント
現代アートは「いかにびっくりさせるか」にお金が払われるんだそうです。「こんなもの作ったのか!」でびっくりして、「それにこんなにお金を出したのか!」で再度びっくり。この落札劇を含めてアートなんでしょうね。筆者には一生関わりのない世界ですが…。












