女優の高石あかりさん(22)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第57話が16日放送され、おトキちゃんの〝怪談スイッチ〟が覚醒する展開に、Xで「おトキちゃん」がトレンド入りするなど、大きな反響が寄せられています。
住職の怪談に感動するヘブン
トキが女中として仕えるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が連日の金縛りに苦しむ中、第56話(15日放送)では、ヘブンがお祓いを受ける姿が描かれました。
この日の放送では、お祓いの雰囲気に感動したヘブンに、大雄寺の住職(伊武雅刀さん)が、この寺に伝わる怪談「水あめを買う女」を語り聞かせます。するとヘブンは、初めて聞く怪談に涙を流すほど感動しました。すっかり怪談の世界に魅了され、別の怪談も聞かせてほしいとせがみますが、住職はそれ以上の怪談を知りませんでした。
なかなか一歩が踏み出せないトキ
一方、トキといえば自他とも認める大の怪談好きです。
興奮するヘブンを前に、自分も怪談好きであることを打ち明けたいと思いながらも、なかなか一歩を踏み出せずにいました。ヘブン宅に戻ったトキは意を決し、自分が多くの怪談を知っていることを告白。ヘブンは身を乗り出し、「カイダン、ネガイマス」とせがみました。
トキは、母からもらった愛読書「本邦諸国奇談集」を手に怪談を話そうとしますが、ヘブンは本を読むのではなく、トキ自身の言葉で語ってほしいと求めました。
選んだ怪談は「鳥取の布団」
トキが選んだ怪談は「鳥取の布団」でした。前のめりになるヘブンを前に、トキは「ふう~」と大きく深呼吸。そして周囲を見渡し、簾や障子、ふすまをすべて閉めて室内を暗くすると、和ろうそくの太い芯に火をともしてムードを高めました。
もう一度目を閉じ、静かに目を開けて、「これは島根の隣、鳥取に伝わるお話でございます」と語り始めるトキ。ヘブンは身じろぎもせず、その語りに聞き入りました。
SNS上の反応
おトキちゃんの〝怪談ヲタ〟全開の魅力が炸裂した「ばけばけ」第57話の放送に対し、SNS上では多くのコメントが寄せられています。
SNS上では具体的にどのような反応が寄せられているのでしょうか。一緒に見ていきましょう。

「素晴らしかった」「素敵でした」などポジティブ反応100%!
SNS上のコメントを見ると、おトキちゃんが怪談の語り部として表情が変わる様子や、ヘブン先生が「アナタの言葉で聞きたい」と言った場面に感銘を受けた視聴者が多くいた様子でした。具体的には「今日特にすごい……あまりの美しさに自然と涙が溢れる……おトキちゃんがヘブンさんの心に入り込んで行くような演出も素晴らしかった……」「語り部の顔が何かを身体におろした表情で、最高でした…!!」「ヘブンの心境と2人の関係の変化を象徴しているようで、とても素敵でした」などの声が数多く寄せられていました。
また、トキが怪談「鳥取の布団」をどういう風に語るのかに期待する声も多く、「おトキちゃんの怪談が、待ちきれません!」「明日まで待てなーい」「ついに、ヘブン先生の固く閉ざした心の中に一歩入り込み、おトキによる怪談が語られる時がきた…」「明日以降、ドラマを観るというより、おトキちゃんの語りが楽しみです」「これから怪談で2人の生活がさらに楽しくなっていきますね」「いよいよ動き出すのよね」などの声も見られ、多くの視聴者が物語の深まりを楽しみにしている様子がうかがえました。
ライターコメント
おトキちゃんは「鳥取の布団」をヘブン先生にどう語り聞かせるのでしょうか。私(筆者)はこの怪談を知らなかったので、おトキちゃんの語りを全集中で聞きたいと思います!
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