女優の高石あかりさん(23)がヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・0)の第94話が12日放送され、トキの実弟である雨清水三之丞(板垣李光人さん)の成長した姿のほか、錦織友一(吉沢亮さん)の寂しさを表現した演出に多くの視聴者が切なさを感じて涙し、Xでは「錦織さん」がトレンド入りしました。
第94話ポイント
ヘブンの決断の真意: トキの夫、レフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)が熊本行きを決めた本当の理由は、松江の寒さではなく、妻・トキを誹謗中傷から守り、誰も知らない土地で新生活を始めるためだったことが本人の口から語られました。
家族の絆と後押し: トキは懸命に働く実母タエ(北川景子さん)らから励まされ、さらに祖父・勘右衛門(小日向文世さん)も夫婦の幸せを優先して同行を辞退するなど、家族の深い愛情に支えられ、遂に移住を決意します。
錦織の悲しみ: ヘブンを必死に引き留めてきた錦織でしたが、松野家の会話を立ち聞きし、互いを思いやる真実を知り、無言で去りました。
暖房器具を渡して引き留めを図る錦織
松江中の英語教師である錦織が同中の校長就任を決意した中、通訳として支えるヘブンが、松江を離れ熊本に行くと言い出しました。
校長就任を受け入れた理由の1つに、ヘブンが教えやすい環境を作るという思いもあった錦織はヘブンの移住話を聞き激しく動揺。離れる理由が「松江の寒さ」だというヘブンに、暖房器具や外套などをプレゼントして必死に引き留めようとしました。
島根県知事の江藤安宗(佐野史郎さん)も、ヘブンを留まらせたい考えで、錦織の立場のためにも松江に留まらせるよう指示。錦織は実は帝大卒の資格も教員免許も持っておらず、それを知ったうえで、江藤は優秀な錦織を雇っていました。
ヘブンの真意はトキへの心配
しかし、ヘブンが松江を離れたい本当の理由は、妻のトキを心配してのこと。自分と結婚したことで、トキが市民からラシャメン(異人の妾)と誤解され、激しい誹謗中傷を受けるようになったことを気にかけていました。
この騒動をきっかけにトキはショールなしで外出することができなくなり、ヘブンはそんな妻がずっと気がかりで、誰もトキのことを知らない場所へ行き、新しい生活を始めようと考えていました。
困惑するトキ
ヘブンが熊本に行きたいと言い出したことで困惑するトキは、実母であるタエの家を訪ねました。
お嬢さま育ちで家事などしたことのないタエでしたが、トキはそんな彼女が慣れない料理をしていることに驚きます。あまりの手際の悪さにトキは手伝いを申し出ますが、タエは「ひとりでできますから」と笑顔を見せました。
クタクタになった三之丞が帰宅
そこにクタクタになった三之丞が帰宅。三之丞は顔を汚しながら「もう無理です。死んでしまいます」と言って玄関で寝そべりました。
タエは「まだ昼ですよ」と笑い、三之丞はトキがいることに気付くと「久しぶり」と声をかけました。「もしかしてお仕事?」と驚くトキに、荷おろしの仕事を始めたと言い、「社長じゃないよ」と自虐しながら力こぶを見せ、それに対しトキは「細い」とツッコみました。
「もっともっと働いて、もらった分全部返しに行くから」
その後、3人はタエが作った昼食を囲み、トキの帰り際、三之丞はトキにお金が入った封筒を手渡しました。三之丞はトキがまだヘブンの女中だった頃、援助されるのを渋りましたが、トキに無理やりお金を渡され、いつか必死に働いて返してくれと頼んでいました。
三之丞はその言葉を覚えており、「もっともっと働いて、もらった分全部返しに行くから」と約束。まだ熊本行きを決めたわけではないというトキに、タエは「いいんですよ。自分のために…正直に生きて」と語り掛けました。トキは封筒を胸にあてて頭を下げました。
ヘブンの真意に気付いていた勘右衛門
一方、トキらに、本当のことを言えないヘブンでしたが、義祖父の勘右衛門はヘブンの真意に気付いており、ヘブンのもとを訪れ、自分たちは松江に残ると告げました。
本当はトキのそばにいてやりたいのですが、ヘブンが一族を養っていることが熊本で明るみになれば、トキがまた疑われると危惧し、同行を辞退。そして勘右衛門はヘブンに真意を話すよう促しました。
「シラナイトコロ、イキマショウ」
ヘブンはトキのショールを指しながら 「ソレナシ、マツエアルク、デキマスカ?」と言い、「シラナイトコロ、イキマショウ。クマモト、イキマショウ」と反対するトキを説得。勘右衛門は「よう言った」とヘブンを褒め、トキに熊本行きを勧めました。ヘブンは「はい…」と答えたトキを優しく抱きしめました。
門の外から聞いていた錦織
そんな家族の様子を、門の外からひとり錦織がじっと聞いていました。
錦織はヘブンが次の「日本滞在記」を書くための資料を届けるためにヘブン宅を訪問。しかし、本当の理由を知ってしまい、声もかけず、虫籠と虫の本を門に置いてそのまま去りました。
SNS上の反応(コメント分析)
「ばけばけ」第94話に対し、X上では多くのコメントが寄せられています。
emogram編集部で、放送後、Xに寄せられた投稿の中から200件のコメントを独自に分析したところ、視聴者の反応は以下の通りに分類されました。
第94話に対するSNS上の反応:
- 感動・共感 (39%)
- 登場人物への思い入れ (30%)
- ストーリー考察 (14%)
- 演出・脚本評価 (10%)
- 次回への期待 (7%)
【分析データ】
調査対象: X上の「ばけばけ」第94話に関連するコメント
分析期間: 2025年2月12日8時15分~10時30分
サンプル数: 200件
分析手法: テキストマイニング
「本当の愛とは、と考えさせられる」
SNS上のコメントを見ると、「うわぁー…おトキちゃん大好きな松江や家族と離れなきゃなの??」「錦織さんはどうなっちゃうの…」という第94話の展開に驚き、心配する声のほか、「おトキが声を荒らげて『嫌!駄目!』と言えるのが本当に嬉しい」「今朝のばけばけ泣いちゃいそうだった」「本当の愛とは、と考えさせられる」といった感動したという声が相次ぎました。
この日の放送のラストシーンで、寂しい後ろ姿が描かれた錦織に対するコメントも多く、「錦織さんの後ろ姿が、不憫すぎて涙」「もう家族になっちゃえよ!と言いたくなる切ない背中だった」「ヘブン先生の本当の気持ちに気づけなかった自分自身にも絶望してるんだよね…」「錦織にとっては残酷だけど、自分は貴方にとって何なの?のアンサーが、一番の親友だけど家族じゃない、なんだよね」というコメントが多数寄せられました。
このほか、ヘブンの真意を引き出した勘右衛門に対し、「おじじ、かっこよかった」といった声のほか、懸命に料理に取り組むタエに対し「タエ様の料理姿に涙ぐむ朝」「料理できてるよおタエ様!」という声、そして、働き始めた三之丞に対し、「がんばってる」という声も多数寄せられました。ほかに、脚本や演出の巧みさへの賞賛、明日の展開や吉沢さんの「あさイチ」出演に対する期待の声も見られました。
ライターコメント
錦織さんの後ろ姿、寂しすぎましたね。ヘブン先生に対する届かぬ想いが背中に醸し出されていて、感動してしまいました。
そして、次回第95話では、ヘブン先生の本当の思いを知り熊本行きを決意したおトキちゃんとヘブン先生が松江の人々へ別れの準備を進める姿が描かれます。そんな中、おトキちゃんは長屋を訪れ、親友のおサワちゃん(円井わん)との別れの時間を過ごします。一方、錦織さんや庄田多吉さん(濱正悟さん)の教師陣が見守る中、ヘブン先生は生徒たちに松江を離れることを告げます。激しく動揺する生徒たちに、庄田さんからさらに「驚きの知らせ」が告げられるという展開が描かれます。金曜日の放送回では物語が大きく動くだけに、庄田さんから何が告げられるのか、非常に気になります。明日も見逃せませんね。
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