厳しい寒さが続きますが、この寒さもあと少し。まもなく色とりどりのチューリップが春を告げる時期がやってきます。各地の農家ではチューリップの収穫作業が始まっているようですが、富山県でチューリップを育てる「よねだ農園」さんがSNSに投稿した写真が、話題を呼んでいます。
ウイルスに感染してゼブラ柄になったチューリップ。
出荷できないけど、これはこれでかわいいよね🥰 pic.twitter.com/3wmdxhFDSA— よねだ農園 (@yonedanouen) February 12, 2026
写真のチューリップ、まるで筆で描いたような不思議な柄です。ゼブラ柄のような、マーブル模様とも言えそうな…。
写真には、「出荷できないけど、これはこれでかわいいよね」という言葉が添えられています。
犯人は「アブラムシ」? 美しい模様の正体
この不思議な模様の正体について、よねだ農園の代表取締役・米田勇太さんに伺うと、「チューリップモザイクウイルス」というウイルスによるものだとか。
米田さん:「チューリップモザイクウイルスというウイルスで、球根の生育期間中にアブラムシが媒介します」
写真のチューリップは、ウイルス感染によって本来の色とは違った〝芸術的〟な模様になったようです。
「美しくても出荷できない」切実な理由
これほど魅力的な姿をしていますが、残念ながら市場に出回ることはありません。そこには、チューリップ農家としての徹底した管理体制がありました。
米田さん:「大きな理由の一つは、数が少ないためです。出荷組合では1箱50本入りで市場に出荷するため、1本だけ特殊な模様があっても規格に合いません」
また、ウイルスに感染した株は感染を広げないため、球根栽培農家さんで徹底的に抜き取りして出荷されるそうです。
米田さんによると、「冬の切り花栽培期間中はアブラムシがほとんどいないため、この1本からほかの花へ感染が広がる心配はほぼありません」とのことでした。
■よねだ農園
https://yonedanouen.com/
ライターコメント
チューリップを育てるのが好きで、毎年秋に球根を植えているのですが、このような「ゼブラ柄」のチューリップが咲いてしまうことがあるなんて知りませんでした。ぜひ本物を見てみたいところですが、市場に出回ることはないようなので、今は写真でその美しさを楽しもうと思います。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。
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