オンライン消費者コミュニティ「toiro cafe(トイロカフェ)」を運営する10INC(東京都中野区)は10日、同コミュニティに登録している全国20歳~60歳の男女240人を対象に実施した「マラソンの魅力」に関する調査の結果を発表しました。
その結果、「箱根駅伝」と「東京マラソン」という2つの大きな大会に関して、興味深い「違い」が明らかになりました。
「箱根駅伝」は、「応援したくなる」「感動的」「ドラマチック」といった印象が強く、「東京マラソン」については、「走ってみたくなる」「有名選手が見られる」「景色が良い」といった印象を持たれていたそうです。
「箱根駅伝」は68%が視聴
毎年1月2日~3日に開催される正月の風物詩「箱根駅伝」。正式名称は「東京箱根間往復大学駅伝競走」ですが、この伝統ある大会は、2025年大会で101回目を数えました。
今回の調査結果ではこの「箱根駅伝」の観戦率・視聴率が68%に上りました。家族や親戚が集まってこたつでテレビ観戦する「お正月の恒例行事」として親しまれており、ストーリー性のある展開に「感動した」といった声が多数寄せられていました。
「東京マラソン」は34%
一方、今回の調査では、東京マラソンも34%で観戦されていることが判明しました。
毎年3月に都心で開催される「東京マラソン」は、4万人弱がエントリーするなど、規模も大きいことから、知人や家族が参加していることで、応援がより身近に感じられ、「いつか自分も走ってみたい」という憧れを抱く人も多いようです。
大会参加の経験はわずか8%
一方で、実際にマラソン大会などに参加した経験がある人はわずか8%にとどまりました。大きな大会をテレビで応援はしたいが、実際に走ることへのハードルの高さが今回の調査から見えてきました。
【調査概要】
実査機関:自主調査(10INC.)
調査手法:オンラインコミュニティ調査
対象地域:全国
調査期間:2025年3月5日(水) ~ 2025年3月11日(火)
調査対象者: 20~60代・240名(男性81名:女性159名)
10INC.公式:https://10inc.co.jp/