温泉民宿 南部屋公式Xより

カモちゃんおかえりなさい!宿主の田村さんも歓喜の叫び、十和田の温泉民宿へ奇跡の帰還

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

青森県十和田市にある温泉民宿「南部屋(なんぶや)」から、全フォロワーが待ち望んでいた最高のニュースが飛び込んできました。しばらく姿を見せず、宿主の田村さんを心底ヤキモキさせていた特別天然記念物のニホンカモシカ、通称「カモちゃん」が、ついに帰ってきたのです!

「仕事が手に付かない…」失意のどん底にいた田村さん

前回の記事では、カモちゃんが姿を見せなくなり、目に見えて落ち込んでいた田村さんの様子をお伝えしました。あまりにカモちゃんのことばかり考えているため、愛犬(スタッフ)に怒られたり、emogram編集部にもこっそり「仕事が手に付きません……」と吐露するほど、その喪失感は深いものでした。

それでも田村さんは諦めませんでした。最初に気配を感じたのは数日前。雪の上に、見覚えのある足跡を発見したのです…。

そして、カモちゃんが姿を見せなくなってから、深夜にこっそり訪れている可能性を信じて田村さんは定点カメラを設置。期待しながら確認したところ、そこには待望の「影」が映っていたのです。

温泉民宿 南部屋公式Xより

深夜の奇跡。公式Xに響いた歓喜の叫び!

「来たぁぁぁ〜ッ!!カモちゃん帰って来たぁぁぁ〜ッ!!!」

南部屋の公式Xには、これまでの不安をすべて吹き飛ばすような叫びが投稿されました。昨夜遅く、カメラが捉えたのは、暗闇の中で元気そうに過ごすカモちゃんの姿だったのです。

「足跡は見かけていたけれど…元気だったか、心配したよ」と綴る田村さんの言葉からは、一頭の野生動物を家族のように想う、温かく切ない愛情がにじみ出ています。

「非常勤スタッフ」を待っていた優しい輪

実は姿を見せない間も、田村さんは南部屋の「スタッフ紹介」として、公式Xで愛犬2頭を「大女将」と「番頭」に、そしてカモちゃんを「非常勤スタッフ」として紹介していました。

その投稿に漂う、田村さんの「諦めきれない哀愁」を感じ取ったフォロワーさんからは、「来年も待ってるよ」「きっと帰ってくる」と励ましの声が相次いでいました。そんな皆の願いが、深夜のカモちゃんを呼び寄せたのかもしれません。

今回は定点カメラ越しでの再会でしたが、田村さんの心にはようやく「春」が訪れました。カモちゃん、次はぜひ、田村さんが起きている時間にお顔を見せてあげてくださいね。

■温泉民宿 南部屋
https://nanbuyatowada.wixsite.com/nanbuya

ライターコメント

田村さん、本当によかったですね…!私もずっと南部屋さんの投稿を気にして確認していましたが、カモちゃんはちゃんと「南部屋」という温かい居場所を忘れていなかったようです!野生動物との程よい距離感の中に、これほどまでの絆があることに感動しました。 南部屋のスタッフ一丸(愛犬たち含む)となって、これからも「非常勤スタッフ」の帰宅を温かく見守ってください。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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