「やりたくない」宣言したケイタくん=桂浜水族館公式Xより

アシカが「やりたくない」なら中止 桂浜水族館の潔すぎる告知と、突き放された人間の末路

By - emogram編集部・ゆんち
アニマル

高知県にある桂浜水族館、通称「ハマスイ」。公式マスコットキャラクター「おとどちゃん」の、自由すぎる公式Xの投稿でたびたび物議をかもしている水族館で、またも〝事件〟が起きました。アシカの「アクティビティタイム」が中止になったのですが、その理由が、通常の水族館では考えられないものだったのです。

大課金地獄を存分にお楽しみください!

事の始まりは3月24日。13時からの人気イベント「アシカのアクティビティタイム」を前に、公式Xが放った一言がこちら。

公式より:「『アシカのアクティビティタイム』は、ケイタくんの気分が乗らないため、中止いたします」

理由はまさかのアシカの「気分」。一緒にアップされた写真には、目を閉じて「ツーン…」とした表情のケイタくん。 さらに、ガッカリしているであろう来園者に向けて放たれた追撃の一言がこれです。

公式より:「人間の皆様は、大課金地獄を存分にお楽しみください!」

「中止してごめんなさい」ではなく、課金地獄=空いた時間で水族館内でどんどんお金を落としてね!という、すがすがしいまでの集金宣言。これぞハマスイ節!がさく裂しました。

ついに「やりたくない」と明言

翌25日、期待を胸に訪れたファンを待っていたのは、さらなる「働き方改革」でした。

公式より:「本日10時と13時より予定しておりました『アシカのアクティビティタイム』について、ケイタくんに確認をとったところ『やりたくない』とのことでしたので、中止いたします」

「ツーン」とやる気のなさをアピールするケイタくん=桂浜水族館公式Xより

もはや気分云々ではなく、本人の明確な拒絶。アシカの意思を100%尊重するこのスタイルに、もはや異論の余地はありません。そして、結びの言葉はさらにパワーアップしていました。

公式より:「地獄の沙汰も課金次第。人間の皆様は、散財をお楽しみください!」

もはや隠す気ゼロの「散財」推奨。アシカには働かせず、人間には課金を強いる。この逆転した力関係こそが、ハマスイが全国の〝ドMファン〟から愛される理由なのでしょう。

ライターコメント

普通なら炎上しかねない告知ですが、ハマスイには「じゃあ仕方ないな…」と納得させられてしまう不思議な力があります。「地獄の沙汰も課金次第」と言い切る潔さ。今日も高知の海辺では、自由すぎるアシカと、喜んで課金地獄に身を投じる人間たちの幸せな風景が広がっているはず…です。…たぶん。

<ライタープロフィル>ゆんち

2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。

現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。

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