青森県十和田市の温泉民宿「南部屋(なんぶや)」から、全フォロワーを喜ばせるニュースが届きました! 深夜の定点カメラに一度だけ姿を映し、再び行方不明(?)となっていた「非常勤スタッフ」ことニホンカモシカのカモちゃんが、なんと今度は白昼堂々、宿主の田村さんの前にお姿を現したのです!
「もう会えないのかも…」沈み込んでいた田村さんの執念
カモちゃんは、南部屋の周辺に2月ごろから毎日のように出没していたニホンカモシカです。気まぐれなカモちゃんは、3月に入ると姿を見せなくなっていました。
ところが3月中旬、深夜の定点カメラに一度だけ映ったカモちゃん。「元気だったかぁ…」と安堵の叫びを上げた宿主の田村さんでしたが、その後、カモちゃんはまたしてもパタリと姿を消してしまいました。
「またきっと来るよ」というフォロワーさんの励ましを受けつつも、カモちゃんのいない日々を寂しそうに過ごしていた田村さん。その「カモロス」ぶりは相当なもので、SNSではほかの民家に出没したカモシカの話題を熱心に取り上げるなど、片時もカモちゃんのことが頭から離れない様子でした。
ウチも裏に縁台置いたらカモちゃん戻って来てくれるかな。。。?? https://t.co/aUzWuBsLP6 pic.twitter.com/MlgalBJDpH
— 温泉民宿 南部屋(なんぶや) (@nanbuya_towada) April 5, 2026
深夜の影から、光り輝く「生」のカモちゃんへ!
そんな切ない片想いが通じたのでしょうか。今月に入り、事態は急展開を迎えます。 夜中のカメラ越しではなく、明るい日差しの中、カモちゃんがひょっこりと現れたのです!
南部屋公式Xより:「カモちゃんいたぁぁぁ〜ッ!!!!! 耳が完全にカモちゃんです すこぶる元気そうでした!!!」

投稿された写真には、特徴的な耳、そして相変わらずのマイペースな佇まいのカモちゃんが。深夜の足跡やボヤけたカメラ映像ではなく、正真正銘、目の前に現れた「本物のカモちゃん」の姿に、田村さんの歓喜の叫びがSNSに響き渡りました。
繋がっていた、見えない絆
この再会が起きる直前、最近は田村さんの投稿にはカモちゃんの名前は出てきませんでした。しかし、ほかのカモシカの話題に触れるなど、「カモちゃん元気かな、どこにいるのかな」と想いを馳せ続けていたことは、フォロワーには伝わっていました。
さらに嬉しいことに、4月10日夜のお散歩の際にも、田村さんはカモちゃんと遭遇!
南部屋公式Xより:「両手にリードとライトを持っていたし、カモちゃんもすぐに森に消えてしまったので証拠写真は撮れませんでしたが、あのシルエットは絶対にカモちゃん(笑)!! ちょくちょく会えて嬉しいヨ」
田村さんの投稿からは、カモちゃんが近くに帰ってきてくれた嬉しさがにじみ出ていますね。

野生動物のカモちゃん、気まぐれなのは当たり前。それでも、田村さんの強い想いが「目に見えない糸」となって、カモちゃんを再び南部屋へと引き寄せたのかもしれません。カモちゃんも「そんなに心配しなくても大丈夫だよ」と、元気な顔を見せに来てくれた…そんな風に思えてならない、感動の再会劇となりました。
ライターコメント
田村さん、本当におめでとうございます!深夜のカメラ映像で一度は落ち着いたかと思いきや、やっぱりホンモノが目の前に現れてくれたほうが喜びもひとしおですよね。ほかのカモシカのニュースをチェックしながら「うちの子は…」と思いを募らせていたであろう田村さん、再会には私も目頭が熱くなりました。
<ライタープロフィル>ゆんち
2004年に産経新聞社へ入社。静岡、仙台での事件取材を経て、東京社会部では厚生労働省を担当、派遣労働問題などの社会課題を深く掘り下げる。また、特異なキャリアとして法廷画家を兼務し、数多くの法廷画を手掛けてきた。その後、産経新聞社が発行していたタブロイド紙「SANKEI EX」にてブランド、旅、食をテーマとした執筆活動を展開。南アフリカやオーストラリアなど世界各国を取材で巡るほか、臨時特派員として南太平洋のキリバス共和国への駐在経験も持つ。J-WAVE「TOKYO MORNING RADIO」にて、週1回おすすめニュースを3年間にわたり担当。
現在は2児の母となり、これまでの取材経験に加え、教育、健康、ライフハックへと関心の幅を広げている。「趣味を仕事に!」をモットーとする自称「脱力系ライター」。釣り、温泉、グルメ、そして海を眺めてぼーっと過ごす時間を愛する旅人でもある。長年、酒と旅と釣りを友としてきたが、現在は期間限定で禁酒中。新商品から旅、ファッション、グルメまで、自身のアンテナに触れたトピックを独自の視点で発信している。






